いよいよ明日からは新年度になる4月。ついに学校をでて、新しいフィールドに旅立っていくわけです。そんな人たちに、3つのメッセージ。去年のものも併せて、頭の片スミにちょっとしたスペースがあれば、ぜひともコソッと置いておいてもらえたら、いつか役に立つこともあるか
ビジネス全般
考えるときは「積極的迷子」になろう。
これはぼくが会社員時代に叩きこまれて、自分の思考習慣でもありつつ、これまでどうにも言葉にしきれてなかったこと。だけど、やっぱりだいじなことなのでちょっと書いてみますね。というのも、何かしらのアウトプットをしようとするときに、その密度やクオリティを上げるた
恩師がくれた2つの言葉。
前職のぼくの恩師で、Tさんという女性の先輩社員がいました。当時の会社はゴリゴリの知的体育会系とでも言うべき社風で、勤務時間のはじまる9時の段階で営業電話をしてなかったら怒られる。電話を切るときは、受話器を耳にあてたままで切って、そのまま即、次の電話をはじめ
自分の「ロールモデル」は誰だろう?
ぼくには「心の師匠」と崇めている人が2人いて、1人はもう亡くなっていて、もう1人は存命ではあるけれど、ぼくにとっての「師匠」は、その人が30歳までの5年間の時期。で、そもそも「心の師匠」って何かというと、自分の目指すべき姿を提示してくれている人なわけです。今っ
情報のソースは「がっつり掘る」のと「ふんわり広げる」のが大事です。
こんな記事を読みました。“LINE・宝島社・KADOKAWA担当者に聞く 編集者の採用基準”宝島社の人は編集・商品開発、KADOKAWAは人事・採用担当、んでLINEは企画・編集という3人の記事。もちろんこの記事、「各社の採用のポイントは?」とか「仕事で求められる能力は?」という
あんまり注目されてない「コンセプチュアルスキル」という能力。
就活にかぎらず、社会人であっても自分がもっている「スキル」というものを気にしたりすると思います。わかりやすいところでは「ロジカルシンキング」だとか「リーダーシップ」だとか「発想力」だとかそういうやつ。そう。それらは確かに大事なこと。よく聞くいろんな「スキ
仕事ができる人、好かれる人に共通するひとつのアンテナ。
仕事ができるようになりたい。人から好かれる人になりたい。そのための方法は、いろんな人がいろんなことを言っています。本屋さんに行っても、ビジネス書の新刊コーナーから既刊本まで半分以上、どころか7割方はだいたいそんな本だらけ。ただ。それこそいろんな人がいろんな
キリンって何色だったっけ?
一回止まると、回転するのに時間かかるぞと言ったのは『働きマン』の成田さん。ブログ連続更新、止まっちゃった。ついに……。 10月1日にブログを引っ越してから約120日、ちゃんと毎日更新してきたのに止まっちゃいました。止まる期間が長いほど、習慣を取り戻すのにも労力
「補完してくれる人」を見つけよう。
スティーブ・ジョブズには、スティーブ・ウォズニアック。井深大には、盛田昭夫。本田宗一郎には、藤沢武夫。そして佐治敬三には、開高健。佐治敬三と開高健 最強のふたり北 康利講談社2015-06-24企業の「顔」でもある有名な経営者のとなりには、「名パートナー」がいました
信用はむずかしい。
きのうは立て続けにいろんなことがあって、卒業生や学生たちといろんな話をして、なんだかどうにも「信用」のことばっかり考えてます。今日はぜんぜん別のことを書こうと思ったのだけれど、自分の頭の整理も含めて、そんな「信用」の話。いやぁ、信用ってむずかしい。そして
みんな、経営者なんだよ。
内容とは関係ないけど、この映画、ちょっと観たい……。きょうは「経営者感覚をもったら、人生変わるかもよ」というお話。というか、意識してるかどうかにかかわらず、本来はみんな経営者なんだよ、と。それは組織に属しているとか属していないとか関係なく、役職が上だと
レベルアップ速度を上げるポイントは、「2つ上の仕事」を意識すること。
ぼくが前職で会社員として働いていたときに意識していたことがあります。それは「2つ上の仕事」のこと。「2つ上」っていうのは、役職で考えるのがわかりやすいけれど、新人だったら3年目社員でもいいし、自分なりに考える仕事のステージとしての「2つ上」でもいいと思います
「最近なんだか仕事がしっくりこないなぁ」という社会人のみなさんへ。
社内評価だけで働くと、疲れやすくなるんじゃないかな、という仮説。明確なデータもないし、適切な検証もしていない感覚的な話だけれど、これまでに出会ってきた社会人や卒業生のみんなと話をしていて、そんなことを考えます。つまりは、売上や利益、顧客件数といった「会社
「仮説を立てる習慣」をもつと、人生は楽しくなりやすい。
よく相談を受けます。「受けます」っていうか、相談をしてくれるということが嬉しくて、ついつい調子にのってどんどん受けちゃうだけなんですが、まあありがたいことに、いろんな相談をしてくれる人がいます。就活だけじゃなくて、社会人になった卒業生からも仕事の話や立ち
お正月だからこそ考えてみたい「目標設定」と「実現のための動き方」。
年初といえば、目標設定。んで、目標設定といえばサッカー日本代表 岡田監督。みなさんはいろんな成功の書とか読んで「目標設定って大事だ」と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事です。目標はすべてを変えます。会社でも何でも、何かしらの活
「部下や後輩が、がんばらない」のは誰のせい?
部下や後輩をマネジメントするときに、「なんでこんな簡単なことくらいできひんねん!」「何回言わせればわかんねん!」「なんでもっとがんばらへんねん!!」と言う人がいます。ぼくの前職の会社にもいっぱいいましたし、ぼくもそういう時期がありました(笑)たしかに部下
もっとみんなが「レスポンス」をすれば、世界は変わるはず。
「レスポンス力」って侮れない。というよりも、みんながレスポンス力を磨けば、世の中はもっと良くなるんだろうな、と、そんなことを最近すごく思っています。というのも、ちょっと前の話。知り合いの学生で東北支援のボランティア団体で動いている学生がNHKの番組で取り上げ
現代の稀少スキル『タイジンダイゼンリョク』を身につけよう。
ぼくの前職では、社員の評価を決めるときに売上とかの成績ベースの評価以外に、社員に求められる行動指標としての評価項目がありました。「ビジョン理解」とか「自己責任生」とか「コーチング力」というようなものが、ぜんぶで30個くらい。その中のひとつを、最近ちょこちょ
自分のメガネを通して、世の中を覗いてみることの面白さ。
自分のメガネを持つと、楽しいことが多くなる。いや、もちろん喩え話ですよ。「ダテメガネを買おう!」という話じゃなくて。メガネって何かといえば、自分が解釈をするための立ち位置。情報や日常の出来事、ふとした言葉や風景なんでもいいんですが、自分が触れたものや経験
いま、自分がいる「フィールド」を知っておくことって超大事。
ゲームと同じように、社会には本当にいろんな「フィールド」があります。草原もあれば、砂漠もある。森の中に入ることもあるし、雪原だったり洞窟だったり岩山だったり。場合によったら空や海の中にだって行くことがある。自分が今いるのはどんなフィールドで、いま使ってい