焼酎が新しい時代を迎えつつある。
ついに萌芽の状態から、花開きつつある気がしてます。

過去の焼酎ブームとはまた違う。
というか、「ブーム」というよりも、しっかりと浸透しながら広がっていくような。
雰囲気に踊らされるんじゃなくて、飲み手が焼酎を自分なりに愉しみながら広がっているような。
そんな流れが、訪れつつあることになんだかワクワクしています。

ぼくはずっと、「焼酎は世界で一番、飲み手が楽しめる幅のある酒はない」と言っているわけですが、それが少しずつ、世の中的にも認知されつつあり、蔵元も発信するようになり、メディアもそれに注目し始めているような、そんな気配がビリビリ伝わってきてる。中田英寿がイタリアやフランスで、日本のお酒を紹介したりもしてる。


今月の『dancyu』の特集が、まさにそれを象徴しているようで素晴らしい。
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「焼酎が来るぞ。」

と題しての、焼酎特集。
冒頭を飾る若手蔵元の紹介。
そこに登場するのが、この4人。

『中々』や『百年の孤独』の黒木本店、黒木信作さん。
『大和桜』の大和桜酒造、若松徹幹さん。
そして我らが『青鹿毛』、『千本桜』の柳田酒造、柳田正さん。
さらにさらに、『一尚』、『小牧』の小牧蒸留所、小牧尚徳さん。

4人が4人ともそれぞれ個性的な人たちで、世界を見据える黒木さん、広告業界から転身した徹幹さん、元エンジニアの柳田さん、そしてイケメン蔵元代表の尚徳さん。ここに渡邊幸一朗さんがいないのがちょっと残念だけれど、まさにいまの焼酎業界を牽引している蔵元がしっかり取り上げられてます。いいぞ! dancyu! わかってる!

さらには、メイン特集が「ソーダ割り」。
 
これまた本格焼酎の新しい飲み方として、グイグイ来てるソーダ割り。
猿基地でも、今まで焼酎を飲んだことがなかったのに、『小牧』や『赤鹿毛』のソーダ割りを飲んで、焼酎に開眼してくれる学生たちがたくさんいます。そんな新しい飲み方の提案もしていて、これまた「焼酎の可能性」、「焼酎の懐(ふところ)の広さ」が表れてる。


んでですね。
そんな、これから来る焼酎の新しい波を、直に感じられるイベントを、やります。

それが今週末の8月28日(日)。
酒のイベントなのにライブハウスの「MUSE」を会場に、個性あふれる9蔵が京都に来ます。
それこそ焼酎の伝統を大切にしている蔵元から、先進的な試みをする蔵元まで、いまのリアルな焼酎の幅広さを堪能できる焼酎イベント。
ガスボンベを持ち込んで、その場で焼酎に炭酸を注入しちゃう蔵元もいれば、地元の柑橘「へべす」を産直でもってきて焼酎にキュッと絞って提供する蔵元もいる。焼酎をアイスにかけたりもしちゃうし、もしかしたら秘蔵の焼酎をもってきてくれる蔵元もいるかもしれません。

2時間半の飲み放題に加えて、
主催飲食店7店舗が作った焼酎に合うフードのチケット3枚と、
焼酎を飲むのにピッタリのイベントオリジナル焼酎グラスも付いて、
さらには蔵元のお土産抽選券まで付いちゃう。
もちろん蔵元と直接触れ合える。

それで、4500円。

世間の酒イベントが6000~8000円が当たり前の相場なのに、ぼくらがこの価格にしたのは、「できるだけ焼酎初心者の人たちに参加してほしいから」。焼酎マニアなんかじゃなく、これから新しく焼酎の愉しさに目覚めてくれる人が増えてほしいからなんです。

ホントはぼくも参加者側になりたいくらい。
あともうちょ~っとだけ、チケット残ってます。

8月28日(日)13:00~15:30!!!

那須酒造場 『球磨の泉』
渡邊酒造場 『白麹萬年』 『麦麦万年』
柳田酒造 『赤鹿毛』 『千本桜』
小玉醸造 『杜氏潤平』
宇都酒造 『金峰』 『天文館』
朝日酒造 『朝日』 『たかたろう』
大和桜酒造 『大和桜』
小牧蒸留所 『小牧』 『一尚』
尾込商店 『さつま寿』 『神座』

実際に焼酎を造っている人たちの生の声を直接聞けるこのイベント。
参加してくれた人には、絶対損はさせません。
もし興味がある方は、FBなりTwitterなりLINEなり、もしくは猿基地に直接きて、お声がけください。
ゆ~ても、あと数日後。焼酎をもっと愉しんでくれる人が増えますよ~に!!!!

は~~、わくわく!!!! 

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