あくまでも理想としての話。
そうじゃない人や場合もあるけれど、そうだったらいいよね、という話です。

というのも、企業はレバレッジ・ツールである、ということ。

レバレッジっていうのはテコのことで、テコを使えば10kgの力で50kgのものだって持ち上げられる。少額のお金で大きな取引ができたりするのもレバレッジ。
んで、企業というのはそんな効果がある存在だよね。レバレッジを効かせられるツールとして使えたらいいよね。そんな関係性で、企業で働けたら幸せだよね、ということなんです。

というのも、
世の中そこそこの数の人が、「仕事たいへんだ~」とか「まだ水曜日だ~」とか言ったりしてる。
けれど、その一方で「ひゃっほー! 仕事た~のしっ!!」って言って働いている人もいる。

この両者にはどんな違いがあるかというと、前者は宝くじで5億円当たったら仕事を辞める人で、後者はもし5億円が当たったとしても、仕事は辞めないんじゃないかと思うんです。もしくは辞めたとしても、環境を変えてまた似たようなことをし続ける。

たとえば何かやりたいことがあって、個人でやったら100のパワーをかけたとしても、結果として残せるのはマックスで100。むしろ下手したら、20や30しか返ってこないかもしれない。だけど、それを会社という環境の中で、会社の商品やネットワークを使わせてもらってやれば、同じ100の労力をかけるだけでも200や300、場合によっては1000や5000にだってできるかもしれない。

そういう意味で後者は、自分の価値を最大化するためのツールとして、会社を使っている人なんじゃないかな、と。

同じ100の労力をかけるなら、出せる結果ができるだけ大きいほうがいい。
そういうレバレッジが効けば効く環境ほど、自分にとっての「良い環境」なんだと思うんです。
それは別に金額の規模の話だけじゃなくて、世の中への影響力かもしれないし、それ以外の何かかもしれません。

企業という環境を使って、自分の価値を最大化していく。
そういうレバレッジ・ツールとしての企業、という捉え方ができると、幸せに働ける可能性が高い。


ただ。
ただ、なんですよね。

そうは言っても、レバレッジを効かせて何がしたいか、っつー話なんですよね。
そこが見えないと、企業がどんなにレバレッジの効く環境だとしても先は見えないわけだし、目の前の仕事をこなすだけの日々が続いて、今の仕事に意味が感じられなくなっちゃうわけです。
同じように、就活をしている学生にとっても、どんな視点で会社を選べばいいのかわからなくなっちゃう。それで、業界だとかエリアだとか給料で選ぼうとするようになっちゃう。

もちろん、そこに正解はありません。
場合によっては、そんなことを考えないほうが、仕事はスムーズに捗るかもしれません。
まずは任された仕事をしっかりとこなしていくことに集中することが、大事かもしれません。

ただ、今すぐにではなくても、企業や仕事をレバレッジ・ツールだと捉えてみて、企業や仕事が効かせてくれるレバレッジを使って、自分は何のために価値を最大化していこうとしているのかをわかっておくと、それはそれは人生が楽しくなりやすいかもしれないよ、と。ぼくはそう思います。

そのへんは、キャラや「ぼうけんの書」を使って考えてみましょう♪