渡邉優美という選手がいます。
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やまと学校を2009年に卒業した105期の女性レーサー。
この期は29人の卒業生のうち「ワタナベ」姓が渡部悟、渡邊佳子、渡邉千晴、そして渡邉優美と4人もいた期。ひとつ上の期には、今やSGにも出場した松田大志郎や西川昌希、竹井奈美がいて、ひとつ下には岩瀬裕亮、荒井翔吾、今井美亜を擁する106期。

そんなまだまだ若手の世代なんですが、彼女の今年に入ってからの躍進ぶりがすごい。

ボートレース界には、「初モノ」を祝う習慣があって、初めて勝った日、初めて優勝した日、グレードレースで初めて勝った日なんかに「水神祭」といって、お祝いをかねて選手を水面に投げ落とす儀式があります。

渡邉優美はプロのボートレーサーになって、7年目。
これまでの6年間、ずっと優勝を目指してやってきました。
同期の佐藤翼や塩田北斗が優勝を積み重ねていく中で、優勝を果たせないまま6年間、雌伏の時を過ごしてきました。同期の女性レーサー、塩崎桐加が去年の11月に初優勝を飾るのを見て、彼女も「私も……!!」と思ったはずです。

そして、年が明けてすぐの1月の大村男女W決定戦。
ついに6年越しの初優勝。
同期29人の中で、まだ7人しか達成していない優勝の座をついに射止めた。
そこで、初優勝の水神祭。 

それだけじゃない。
それから1ヶ月も経っていない2月1日、常滑のヴィーナスシリーズ第11戦。
そこでまた優勝。

これまでの6年間の蓄積が一気に爆発したかのように、2ヶ月連続優勝。

いま、まさにグイグイ来ている女性レーサー。
それが、渡邉優美。

そりゃ鎌倉涼ちゃんや守屋さん、平高奈菜や魚谷香織といった美人レーサーほどは、華はないかもしれません。
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同じ福岡支部には、上には竹井奈美や小野生奈、魚谷香織も福岡支部だし、藤崎小百合も武藤綾子もいる。そして何より、ボート界のグレートマザー日高逸子もいます。


でも!
だからこそ!
渡邉優美に注目したい。

外見と実力を兼ね備えた涼ちゃん守屋さん、平高奈菜には敵わないないけれど、田口節子や三浦永理や遠藤エミのように、強さによって評価されるレーサーになってほしい。
そう思うわけです、ぼくは。


そんな渡邉優美を意識しはじめたのは、去年の8月、長嶋万記が主催する東日本大震災チャリティイベントで行われた選手グッズのオークションでした。
選手が使っていたプロペラやTシャツのオークションで、人気の鎌倉涼ちゃんや日高さんのグッズはどんどん高値がつく。熱狂的なファンによる高値更新で、万単位で落札価格が更新されていく。
ぼくとしても「せっかく来たんだし」と思いつつも、「いや、そこまでは出さへんなぁ……」と思って見送り、見送り、見送り……。

そんな中で、「これなら……!」と落札したのが、渡邉優美が出品していたストレッチポールとTシャツでした。
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同じ福岡支部のSG覇者、篠崎元志とその弟、篠崎仁志の篠崎兄弟のサインも入ってる。

そこから何となく気になる存在になり。
そんな彼女が最近グイグイ来てる。

7月からはキャリア初のA1クラスに昇格するし、女子王座を決める8月のレディースチャンピオンの出場もほぼ当確。若手ナンバーワンを決めるヤングダービーも、今月の成績しだいでは初出場が叶いそう。


そんな渡邉優美が、いま住之江で戦っています。

予選3日目を終えて、ランキング4位。
初戦の5着以外は、3日間で4連勝。
不利と言われる外枠の5号艇、6号艇でも並みいる強豪を打ち負かして1着を獲りきった今日。
こうやって個人の成長を長期にわたって追いかけ続けられるのが、ボートレースの醍醐味のひとつなんです。最年少は17歳の白石有美、最年長が69歳の高塚清一、そんな老若男女が同じステージで戦うスポーツがボートレース。

あしたが予選最終日。
上位にいるのは、魚谷香織に川野芽唯、藤崎小百合といった実績十分のレーサーたち。
そうか、魚ちゃんも藤崎さんも同支部の先輩。
渡邉優美は、好枠の1号艇と3号艇の2回走り。18時と20時に出走します。

レースのライブ中継は、こちら。http://livebb.jlc.ne.jp/bb_top/new_bb/index.php?tpl=12
今年に入って急成長中の渡邉優美に注目して、残りの3日を楽しんでみませんか?
一緒に、渡邉優美を応援しましょう。