猿基地には、毎年の大学卒業のタイミングで、学生たちが色紙を書いてくれるというシキタリがあって、猿基地の天井にはこれまでの卒業生たちの色紙がズラリと並んでいます。
たまに新規のお客さんが、小声で「どの色紙も、知らない人ばっかり」とか言っていることがあるのですが、そりゃ有名人のサインではないので当たり前なんです(笑)

んで、今年の卒業生が書いてくれた色紙がとても嬉しく、おっしゃるとおり! と思ったのでご紹介。
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「じゃあどうする?」
そうそう。これは彼女が就活で悩んでたときによく言っていた言葉で、最後の色紙でこの言葉を選んでくれたことが何だかとっても感慨深くてうれしい……。

これ。だいじ。
ちょうだいじ。です。
僧侶にかぎらず、みんなそう。
ゆ~たら「ぼうけんの書」における「だから?」の部分ですね。

就活でも仕事でも日常生活でも、カッコいい人はみんなこういう考え方で動いていて、フニャフニャしちゃう人はだいたいこの考え方をもっていない。そういうのって、日常会話にも表れます。

「~~なんですけど……」
「~~かなぁ、と思って……」
って、結論がない。
語尾が締まらない。
そういう人はだいたい悩んで迷ってフニャフニャしてる人。
逆に「じゃあどうするか?」 「だから何なのか」がある人は、だいたいカッコいい。仕事もできる。

つまりは、「とりあえずでいいから、答えを出そう」ということだと思うんです。
とりあえずの答えを決めて、動くのみ。
それで失敗したら儲けもん。それを元にして修正して、も一回やってみればいいだけです。


「就活が不安で……」 じゃあどうする?
「自分に自信がもてなくて……」 じゃあどうすんの?
「何が正しいのかわからない……」 じゃあどうするっつのよ?
「お金がほしい。モテたい……」 じゃあどうすんね~~~ん!!?

ぜ~んぶ同じです。
モヤモヤフニャフニャしてるより、まずは何かを決める。
そのために考える。

動くためには決めちゃう。
決めるためには考えてみる。
「じゃあどうするか?」を目指して考えるから、動けるようになるんです。

もしかしたら、早い段階で考えることを諦めちゃってるのかもしれません。
小学生が連立方程式をみて、「これは答えがわからない。何がなんだかわからない」って言うのは当然のこと。掛け算や割り算もできなくて、足し算さえもおぼつかない状態だったら、連立方程式の答えがわからないのは当たり前。
それって単純に、基礎的な思考が身についていないから、「まだ、できない」だけにすぎません。

それと同じで、まだ「考える」基礎がないだけ
「正しい答えを出す」には、知識や経験やテクニックやフレームワークはもちろんあったほうがいいけれど、それ以前に根本的に大事なのは、たくさん考える練習をすること。すごく単純な話。
すぐにあきらめて「わからない!」と投げ出しちゃうんじゃなくて、とりあえずでいいから、「じゃあどうする?」かを決められる程度までは考えてみる。

その根本にあるのが、
「じゃあどうする?」
の考え方をクセづけておくこと。

その答えが、「とりあえず放っておく」になったっていいんです。
「何もしない」という答えだって、間違いじゃない。
大事なのは「じゃあどうする?」というところまで、行き着くこと。

んで、それを考える上で、やっぱり「ぼうけんの書」は使えるツールだとぼくは考えています。
「ぼうけんの書」の「4つの矢印」の中でも、「だから?」は比較的むずかしい方向だとは思います。
でも、それを「とりあえず」でもいいから書けるようになったら、それだけでレベルアップした証拠。

ぜひぜひ「ぼうけんの書」を使いながら、「じゃあどうする?」を考えていってくださ~い、ね。