ちょっと就活ネタが続いたので、小休止。
今年も各地でロックフェスが開催されるわけですが、日本を代表するロックフェスのひとつが、サマソニ。サマーソニック。もう今年で17回目。
ぼくは猿基地をはじめるまで、初回からずっと行っていたのだけれど、初回のサマソニってすごかったんです。出演者からロケーションから、いまのサマソニ、というかいまのロックシーンから考えると、ホントに驚異的なイベントでした。

初回のサマソニの会場は富士急ハイランド
練馬区に住んでいたぼくは、朝4時に起きて、始発で富士急に向かうわけです。

お目当ては、オープニングアクト。
もうね、2日間のイベントのオープニングアクトがMUSEですよ?
いまでこそスタジアムバンドとして何万人もの観客を呼んでいるMUSE。当時だって、もう1st.アルバムが出ていたタイミングなのに、オープニングアクトなんです。
そんな扱いだから、ステージの演出も簡素なもので、間奏でギターソロ弾きながら、ポッケに手を突っ込んで、花ビラをぶわって投げてセルフ花ビラやったりするんです。後のスタジアムバンドですら、そんな状態。数年前に何かのロック雑誌で、「生涯でいちばん辛かったライブはサマソニ」って言ってたのもそりゃ頷けます。

そしてその隣のステージ。
ステージっつっても公民館みたいな体育館みたいなステージなんです。ちょっと大きなライブハウスくらいのサイズで、「ロックフェスよ……」と。

そこでのトップバッターがシガーロス、それに続いてコールドプレイ
オープニングからの1組目と2組目です。ちなみに3組目はスーパーカー。スーパーカーよりも前にシガーロスとコールドプレイが演るなんて、いったいどんなロックフェスやねん、です。いまやヘッドライナークラスの3バンドが、そんな位置づけだった時代。
シガーロスの演奏のときなんて、あの幻想的な曲調だから観客が地べたに寝てる。外あついから。とはいえ、その体育館セカンドステージも空調がなくて、アクトは汗だく。シガーロス、かわいそうだったなぁ……。


そして初日のヘッドライナーは、ジョンスペ。ジョン・スペンサー・エクスプロージョン。
んで、その前が、いまは亡きファンクの帝王、ジェームス・ブラウン。JBですね。
んで、さらにその前が、ドラゴンアッシュだったんです。

ドラゴンアッシュはさすがの人気で、アンコールなんかもあったんだけれど、ボーカルが「次はJBだから」みたいなことを言って、そりゃさすがにJBの時間は奪えないよね、と。

それで始まったJBのステージ。
夏のロックフェスでは、観客が盛り上がってペットボトルの水を投げたりするんですが、このときはそれがミスっちゃって、誰かが投げたペットボトルがJBのいるステージに投げ込まれちゃったんです。
それでJBババ怒り。
「どういうことやねん!! オラ! 止めろいうんか!?? 次やったら承知せえへんぞオラ!!」みたいなことを叫んで、すんごい空気が悪くなっちゃった。これが、サマソニ史に残る「JBペットボトル事件」

ただ、伝説はそれで終わらない。
そこからまたステージが再開されて、あの有名なゲロッパも演るし、JBじゃないお姉さんも歌うし、盛り上がっていく。おー、この曲も知ってる。あーこれも知ってる。みたいな感じで聴いていたんですが、なんだかどうにもおかしい……。
ライブ終了予定時間を10分すぎても、20分すぎても、終わらない。まだまだJBノリノリ。ぜんぜん終わらない。芝生に寝転んでお昼寝して、起きてもまだやってる。結局2時間してやっと終わる。もう完全にフルステージ。そんな「JBフルステージ事件」

その煽りを食ったのが、トリのジョンスペです。
JBがず~っと演ってたから、本来の持ち時間よりも随分と少なくなっちゃって、40分ちょっとしかできない。ヘッドライナーが1時間も演らないロックフェス。

ただですね。
このジョンスペのステージが始まる前が奇跡的でした。
JBのステージ終わり気味のあたりから雨が降り出して、転換作業のときにはけっこう強めに降っていたんです。けっこうな雨で、「ジョンスペ、演るの? できるの?」みたいな空気になってたのだけれど、3人がステージに出てきてジャ~ンって音を出した直後に、止む。雨、あがる。
あれはすごかったな~。

って、書いてたらけっこうな量になっちゃった。
えと……、2日目も楽しかったです。