このブログ内のキーワード検索で、よく検索されている言葉があります。
だいたいいつ見ても、「またお前か~!(笑)」って。
8種のキャラの中で、いっつもこのキャラが最上位に出てくる。
旅芸人でもなく、
勇者でもなく、
魔法使いもやりそうだけど、
発明家でもありません。
そう、答えは「僧侶」。
なんだかいつ見てもホント「僧侶」が検索されてる。
たぶん僧侶って、不安になっちゃいやすいんだと思います。
いつも完璧100点を目指して、「自分のベストを!」「自分のできるかぎりのことを!」って考えるから、「足りない部分」に目がいっちゃう。ここができてない、ここがもっとできるようになれば、もっとこうであるべきだ~! って感じで。
ここ数年、僧侶キャラの人たちを見ていて
改めて、僧侶って「穴を埋める人」だなぁ、と考えます。
改めて、僧侶って「穴を埋める人」だなぁ、と考えます。
自分が求めているものを得るために、穴を探す。
それは自分のことであれば、「これができるようにならなきゃ」とか「まだまだここが足りてない」とか考える。それはサークルやバイトとかの集団に対してもそうで、「もっとここをこうすれば」とか「あそこがちゃんとできるようにすれば」って考える。
イメージ的には、モグラ叩きは穴から出てくるモグラを叩くゲームだけど、僧侶は凹んだ穴を見つけて埋める。「次はあそこだ」とか「またあそこに穴が」といって、穴を埋める。
ただ、そんな僧侶にも2つのタイプがあって、かたやポジティブに考える僧侶、かたやネガティブに考えちゃいがちな僧侶。
両者とも「穴を埋める」というスタンスは一緒なのに、ちょっとした考え方の違いで、メンタルはもちろん自信や成果、ときには性格や他者からの評価までも変わってくる。
それこそさっき書いたように、どっちの僧侶でも、
「これができるようにならなきゃ」
「まだまだここが足りてない」
「もっとここをこうすれば」
「あそこがちゃんとできるようにすれば」
って、同じ視点で考えているんです。
ポジティブな僧侶は、
「これができるようになったら、自分はまた強くなる!」
「まだまだここが足りてないから、やったら良くなる!」
「もっとここをこうすれば、もっとレベルアップできる!」
「あそこがちゃんとできるようになったら、ばっちりやん♪」
と考える。
一方で、ネガティブ僧侶は、
「これができるようにならなきゃいけないのに、できてない…」
「まだまだここが足りてないから、自分はまだまだだ…」
「もっとここをこうすればいいのに、なんでできないんだろう…」
「あそこがちゃんとできるようにならなきゃいけないのに…」
って考えちゃう。
猿基地の卒業生にも僧侶はたくさんいて、それこそ伝説の就活生Y下くんも僧侶。
他にも、ある世界的ブランドの会社に就職したH野さんのエピソードが特徴的。
内定をとった彼女は、卒業旅行でフランスに行ったときに「これから私もブランドの一員として!」と本店に行ったものの、そこはさすがフランス。冷た~くあしらわれてお店に入ることもできない。
最初は「信じられへん!」と憤っていたものの、数分後には「私もまだまだ、ってことやな。ちょっと内定とったくらいで浮かれとったわ」ってすぐに切り替える。自分はまだ何者でもないからこそ、大きな「穴」に気づいて、それを埋めるべく働きはじめたわけです。
そしたら1年目にして、全社のサービス審査で全国2位とか獲っちゃって役員会議で報告されたりしてる。
そんな僧侶もいるんです。
ネガティブ僧侶は、すぐに「できていない」ことに目が向いて、それでも自分の中で100点満点を目指し続けてヘタっちゃう。
でもね。
そこに「気づけてる」だけで、アドバンテージなんですよ?
「まだまだできてない」ってわかってる、そう意識しているだけで、それは完全に成長のきっかけなんです。世の中の誰も100点満点なんてとれてません。できないことがあるのは当たり前。気づいたら、あとはちょっとだけ動いてみる。出してみる。
穴を見つけたら「また穴か……。できてないことばっかりでダメだ…」って考えるんじゃなくて、「そこに穴があったかーーー!!! 成長のチャ~ンス!」くらいに思えばいいんです。穴があることがダメなんじゃなくて、他のキャラよりも穴を見つけられる感度が高いってことなんです。ほら、だって武闘家なんてだいたい自分の穴に気づいてない(笑)
ほんのちょっとした考え方の違いで、僧侶はもっとレベルアップできるはず。
ぜひぜひこれからもたくさんの「穴」を見つけて、どんどん埋めていきましょう♪
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