(2051字/4分/★★☆)
今日の記事は、新コロ騒動は学生にとってはそれほどビビらなくていいし、状況はそんなに変わらんし、ちゃんと考えて動ける学生にとってはむしろ就活よゆ~になるよね、という話です。新コロさんが世界を掻き回しはじめて、早1年。
いろんなところで「既存のやり方」が変化しました。8割くらいは良くない変化でありつつ、2割くらいは良い変化が生まれたとも言えるのかな、とぼくは捉えてます。
全般的な細かい話はまたの機会に譲るとして、学生の就活にかぎるとそれなりに「良い変化」のほうが多いんじゃないかな、と思ってます。まあ、もちろん人によるけれど。
というのも、新コロさんの猛威によって、就活の様相もけっこう変わりました。
20卒の大卒求人倍率が1.83倍だったのが、去年の新コロ騒動で21卒では1.53倍。たぶん22卒は、もちょっと下がるでしょう。
んで、だから不安になってる学生も多いと思うんです。
「やばい、不安だ……」
「もっと厳しくなるってことか……」
「どう就活していけば……」
って。
ところがどっこいそうじゃない。
ぼくが学生だったなら、「いぇい!! むっちゃラッキーやん♪ わ~いやった~!」くらいに思っちゃう。氷河期まっただ中に卒業した身としては、うらやましいったらありゃしない。
こんな世の中だからこそ、不安になってる人だらけだからこそ、就活がどんどんよゆ~になっていく……。
その理由を簡単にまとめると、
・生き残る企業がわかりやすくなった。
・世の中の変化が10年先取りできた。
・考えが浅い人にとって不利な状況。
・3度めの正直(バブル崩壊&リーマンショック)なので、採用そこまで減らない。
・不安な学生がさらに増えてそう。
という5つです。
別に逆張り的に、オオカミ少年(中年?)的に言おうとしてるわけじゃなくて、ただでさえ採用基準が下がってた中で、学生にとってはこれまで以上に追い風が吹いてるな~、と考えてます。
上記の5つの理由の根本にあるのが、そもそも企業がほしいと思っている「優秀な学生」の分布・構成の理解の仕方にあります。
学生の多くは、たぶんこんな感じだと想像してるんじゃないでしょうか。
ただ、ぼくの感覚ではこうなんです。
企業が本当にほしいと思えるような、ちゃんと「優秀な学生」なんて、ほっとんどいません。0.125%~0.05%(800~2000人に一人)くらいじゃないかと。つまり、民間就活してる学生40万人中500人くらい。
その次の層として、意識高い系の就活をしていてそれなりに高精度なコピー対応力のある学生たち。それが2万人(5%)くらい。
んで、ざっくりと企業の採用基準がどのへんかというと、こんな感じ。
ただぼくが言いたい本質は何かというと、世の中の学生の70%くらいは大して差はないよ、と。
それで、その「大して変わらん」層の大部分を、企業の人たちは「どうかな~」「いけるかな~」と思いながら採用してる。
そもそも学生の中に含まれる「ほしい!」と思える学生の絶対数が少ない以上、新コロ騒動で求人数や求人倍率がどう変わろうが大した意味はない。だから単純に、「大して差がない70%の学生」の中から、「お!? ちょいと違うやん?」と思わせられる学生になればいいだけです。
売り手市場だろうが買い手市場だろうが、就活を機にちゃんと考えて動けるようになれば企業の採用基準はよゆ~でクリアできる、ということです。新コロなんて関係ない。
なので、ぼくの成功イメージとしてはこう。
大部分の学生がダサい就活してるうちは、アプローチを変えて売り手になればいい。
ぼくからしたら、ほとんどの学生たちは野球のルールブックを持ちながらダンスを踊ってるようなもの。競技種目がぜんぜんちゃうよ?と。
もちろんその「違うアプローチ」というのは、脱就活病だし、就活ゲームです。
これまでももちろんそうだったけれど、今回の新コロ騒動が起きたからこそ、これまで以上にこの方法が有効になるよな~、と思ってます。
学生のみなさま、新コロ騒動での「売り手市場から買い手市場に」みたいなニュースや記事は気にしないでください。むしろそれで不安になったり、迷ったりすることが良くない要因です。
最後に、上記の「5つの理由」に加えて、もうひとつ加えると、
・企業だって、新コロ騒動で不安になってるからこそ、ここでおもろい学生をちゃんと採りたいと思ってる。
です。
ぜひぜひ新コロ騒動を機に、楽しみながら就活していってくださいね~。
新コロ騒動で、学生と企業の良い出会いが増えますよ~に!!
コメント
コメント一覧
いぇい、ありがとうございます~♪
そうなんす。
むずかしい言葉で言えば、レッドオーシャンとブルーオーシャンっつー話で、多数が目指してるところはハードル上がるし、むしろそうじゃないところのほうが求められていつつハードル低いやん?って話なんです。
まだまだこれから、仕事でも使える考え方を発信していけたらと思ってるので、楽しんでくれたらうれしいです♪