今日は「役に立つ」ような内容ではなくて、ぼくの基本スタンスの話なので、あまり期待をせずに読んでください。

就活相談にかぎらず、基本的なぼくのスタンスは、
“I care because you do”
でして、それは「来るもの拒まず、去る者追わず」とも近いものがあります。

猿基地は、そりゃタダの飲食店(代金の話じゃなくて)なので誰でも来ることができます。
そこでぼくは、別に「就活相談がしたい」わけではなくて、あくまでも「猿基地を好きで来てくれるお客さんが悩んでいたら、そりゃ役に立ちたい」と考えていて、たまたま多くの人が悩みがちで、たまたまぼくの得意分野でもあるから、たまたま就活の相談が多いだけです。
お客さんのみんなが悩んでいるのが恋愛の話なら恋愛の相談もするし、それが仕事の話だったり、サークルの運営の話だったりすることもあります。
何よりそもそも「相談屋さん」として仕事をしているわけじゃないので、そりゃバカみたいな話もしつつ、お酒を飲みながら、みんなが楽しくすごせればそれでいいんです。

いわゆるお金をもらって就活のアドバイスをする就活コンサルみたいなものでもないから、課題もないし、お互いに義務も責任があるわけでもない。
ただ単純に、「せっかく猿基地に来てくれる人が良い状態になれるようにかかわれたら、そりゃうれしいよね」という、ごくごく普通の飲食店。(あんまり食べ物に注力していないという点では、「普通」じゃないかもしれない)

つまり、それが“I care because you do”ということで。

猿基地を好きになってくれるから、それで何かしらみつしろという人間に興味をもってくれたり、信用をしてくれたりするから、それに応える。応えたいと思っています、と。

もちろん、そのスタンスであることで、内定が出た途端に来なくなる学生なんかはたくさんいるし、逆にぼくが「もっとかかわりたい!」と思っても、来てくれなかったら何もできなかったりもします。
さすがに飲食店として、もうちょっと「営業」しろよ、と自分でも思わないこともないのだけれど、基本的には来たかったら来てくれたらうれしいな、というのが通常スタンスなのでしょうがないのです。


逆に言えば、もっと頼ってくれれば、もっと「care」したいのに! って話でもあります。
まあもちろん「そんなのはこっちの勝手でしょ」と言われればそれまでだし、相談するほど信用されてないというだけの話でもあったりします。
ただ個人的にはやっぱり、「そんな変な就活してるからアカンね~ん!」と思うことしばしばで、「そんなんじゃないでしょ~よ!」とせっかく優秀な学生たちが就活でダメになっていっちゃうのをみて、どうにもやきもきしてしまうわけです。


「みつしろ、恐そう……」と思われたりもするし、「ちょっと性に合わんわ」と思われることはあるだろうけれど、個人的には「頼ってくれたら、応えるよ」と、そんなことを思いつつ毎日をすごしています。

『カリオストロの城』でルパンが言うところ
女の子が信じてくれたから、空だって飛べるさ。
みたいな感じです。信じて頼ってくれたぶんだけ応えたい。

あ、そうは言っても、今年から元気のない男子学生には厳しく接することにしました♪
という、就活相談および猿基地におけるみつしろの基本スタンスの話でした。長々とすみません。

I Care Because You Do
Aphex Twin
Warp
2001-01-01




あと、告知。
今週末に、また串カツ屋をやります
3月4日(金)
『魔法にかかったロバ』にて夕方18時から24時まで。

前回の反省をもとに、今回はオペレーションを改善して、ちゃきちゃきオーダーさばけるようにがんばりますので、みなさまぜひぜひに♪ 新メニューも加わりま~す!!!