このブログを5年以上やってきて、なんとなく賢そうなことを書いたり、就活を理論化してみたりしてきましたが、やっぱり就活って本当にただただただただただただただただシンプルだなぁと、改めて思っています。

もちろんこれまでに書いてきたことが間違っているというわけではなくて、それはそれでヒントとツールとして有用効果的であることには変わらないのですが、それ以上にやっぱり、就活の本質的な部分はむちゃくちゃシンプルだと感じています。

最近言い始めた「就活とは、言葉で自分を信用させる活動」の言い換えでしかないかもしれないんですけれど、そんなそれっぽい言葉じゃなくて、もっとシンプルに言い切ってしまえば、就活って「社会人と、お互い気持ち良い会話をすること」でしかない、と。そう思うわけです。

もう、これだけ。
これでしかないです。

以上、終わりっ!!
って言っちゃってもいいくらい、これだけ。

単純に社会人とお互いに楽しく、気持ち良い会話をする
それができるだけで、就活のハードルは一気に下がります。

就活がうまくいかないのは、嘘をついたり、自分を着飾ったり、虚飾を交えてすごそうに見せたり、モゴモゴしたり、ビビったり、虚勢をはったり、デキる人のふりをしたり、すぐに悩んじゃったり、自信がなかったり、逆に自信がありすぎてめんどくさかったり、礼儀がなってなかったり、自分の話ばっかりだったり、相手の聞きたいことに答えなかったり、そもそも何が言いたいのかわからなかったり、弱々しそうだったり、そもそも社会人と話すのに慣れていなかったりして、気持ち良い会話ができないからです。

どうしようもないくらいのシンプルさに、小難しいことばかり言うのも恥ずかしくなっちゃう。
でも、ぼくが20年近くの新卒採用の経験を踏まえて、改めて振り返ってみても、やっぱりそうです。


もちろん、「社会人」とひとくくりにしているけれど、社会人にもいろんな人がいて、学生にだっていろんな人がいます。
別に「すべての社会人」と楽しく気持ち良く会話ができる必要があるわけでもないし、その方法が誰にとっても同じであるわけでもありません。
だからこそ、ぼくがこれまでに考えてきた『就活ゲーム』には意味があると思っているし、そこにはいろんなヒントとツールが詰まっているとは思っています。

ただ、本質は「社会人と、お互い気持ち良く会話をする」だけです。


んで、多くの学生は
話す相手を知らなさすぎて、
自分で勝手にハードルを上げすぎてる。
だから、いつまでも慣れない。

そういうことだと思うんです。
「相手でおわします社会人サマは、私の人生を左右する存在であられる」くらいの誇大化された妄想。嘘をついたり、着飾ろうとしたり、自信がもてなかったり、不安になったりする原因の根本にあるのは、社会人への幻想。「そんな社会人サマに評価をしていただくためには、ワタクシ自身もその目に留まるだけの人物であることを見せなければならないのだッ!!」とか意気込みすぎてる。


社会人つったって、別に完全無欠のスーパーマンでもなければ、全知全能の神さまでもありません。
酔っ払ってイジられてる中小企業の社長やら、カウンターで突っ伏して寝ちゃう栄養士やら、毎年バリに旅行して全裸でプールに入る大手スーパーの女性幹部やら、テレビに出るときは真面目ぶってるけど実はかわいい歴史小説家やら、酔って「特許をとるんだ~!」とか言ってるテレビ局のディレクターやら、いきなり船を運ぶ仕事をはじめちゃう経営者やら、社会人もさまざまです。

猿基地の学生たちは、酒を飲みながらそんな「社会人」を知るわけです。
ときにはど~でもいい話をしながら、ときにマジメな話をしながら、普通に社会人と楽しく話してる。
もちろんぼくが就活について直接わ~わ~言ったりしていることも就活がうまくいく要因ではあるだろうけど、それよりもっと大事なのは、「社会人」とビビらず普通に会話ができること
それがあるから、そこにキャラをはじめとした『就活ゲーム』のヒントやツールを使いこなして、切り拓いていけるわけです。

とりあえず、社会人(できればおっさん)に慣れること。
「社会人」に誇大な幻想をもたないこと。
その人たちと普通に楽しく、お互い気持ち良く会話ができること。
できれば、自分のことをわかってもらいつつ……。

それができるだけで、就活ではもの凄いアドバンテージです。
たぶん学生の多くが感じているより20倍くらいは、強い武器

んで、ぼくは就活の相談には乗れるけれど、おっさんに慣れさせることはできません。
だからこそ、あと3ヶ月の間におっさんに慣れておいてほしいんです。
飲み屋に行くでも、OB訪問をするでもいいし、社会人との合コンに行くのでもいいんです。(合コンだとおっさんには会わないか…)。

その傍らで、キャラと「ぼうけんの書」で武器をつくって、闘い方を磨いておく。
なんてカンタンな就活。なんてシンプルな本質。

変に不安になるくらいなら、とりあえずおっさんと話しましょう。