学生と話していてひさびさに思い出したんですが、学生のみなさんが就活をしていくにあたって観ておいてほしい映画があります。
みんな知ってる映画だとは思うけれど、就活が始まるこの時期、仕事について考えるこの時期にこそ、もう一度観てほしい映画。

それが、『千と千尋の神隠し』。
細かいことは、過去のこの記事に書いてあるので、とりあえずこれを読んでから、改めて『千と千尋の神隠し』を観てみてくださ~いね。



さて、で、ですね。
猿基地の学生たちもちょこちょこと自己PRの作成を進めておりまして、ぼくもちょろちょろと見せてもらったり口出ししたりしているのですが、彼らの文章を見ていると、けっこう頻出する表現がありまして、「それは使わないほうがいいよ~」と思っているので、ブログを読んでくれてるみなさまにも。気づけば、どこにもちゃんと書いていなかったみたい。

たとえば、こんな文章があったとします。
アルバイトで店長から信用を得るために、いかにして相手の立場に立って考えるかを大切にしていました。日々の業務の中で、どうしたらよりよい接客ができるかを意識して、目標に対して何が求められているのかを考え続けました。
どうでしょう。
気になるところ、わかります?

こういう文章を読むと、ぼくはもう気になっちゃって仕方がない。
何かというと、
「いかにして」とか「どうしたら」とか「何が◯◯のか」の部分。

これらの言葉、使わないようにしましょう♪
だって、これらの言葉は、な~~~んにも情報を伝えてくれないからです。
学生の自己PRを読んでると、これらの言葉ってちょいちょい目にするんですが、もしあなたが書いている自己PRにこれらの言葉が入っていたら、即刻削除しましょう。

だって、自己PRってあくまでも自分のことを伝えるわけです。
読み手、受け手は、あなたのことを知りたがっているわけです。

そういう意味で、これらの言葉はぜんぜんあなたのことを伝えてない。
「いかにして」って、じゃあ結局どうしたの?
「どうしたら」も、どうやったの?
「何が◯◯のか」の答えは何だったのん?
って、そこが知りたいんです。

というか、だってそれらは全部「質問」でしょ?
いかにして動いたんですか?
どうしたら良いと思いますか?
何が〇〇だと思いますか?

「いかにして相手の立場に立って考えるか」を、考えて、何をやったんだろう。 「どうしたらより良い接客ができるか」を意識する中で何をどう考えることにして、何をどうしたのん? 「何が求められているのかを考え続け」て、自分はどう結論づけて、何を考えて、どう動いたの? という「その後」が大事なわけです。

たとえばぼくが自分の説明をするときに、
「ぼくはいかにして学生の就活を良くするかを考えて、どうしたらもっと学生たちが楽しく就活をできるかを意識しながら、何が学生から求められているのかを追求して、新しい就活の方法論を生み出しました」
って言ったって、相手はなんにもわかってくれません。

これを聞いた相手としては、
「で? その新しい方法論ってどういうの?」
「実際のところは、結局なにをどうしたの?」
「その“求められている”ものは何だったの?」
が気になっちゃうと思うんです。

100人近くの学生たちと話したり、その会話で気になる言葉をメモしたり、就活関連の本を80冊ほど読んだり、朝5時まで相談にのったり、8キャラに分類してみたり、SGモデルで就活をシンプルに捉える構造をつくってみたり、というような具体的な情報こそが大事。

そこにこそ答えがあるし、考え方や動き方が表れるはずなんです。
「いかにして」とか「どうしたら」だなんて、何も言っていないのと変わらない。
せっかく何かがあるはずなんだから、そこをしっかり伝えてあげましょう。

だから、これらの言葉はぜ~んぶ削除。他の言い方に換えてあげましょう。
より素敵な自己PRが完成しますよ~に!!