就活とは「言葉で自分を信用させる活動」である、と。
とりあえず、これは大事なことなので何度も書いておきますね。
どんなに複雑で、むずかしくて、やることが多そうに見えても、すべての基本はこれだけ。
もっと言えば、企業の人たちを「信用させる」ことだけできれば、それで十分に内定は出るわけです。

そういえば、きのう猿基地に帰ってきてくれた某センサー会社勤務のY下くん。
彼は、就活で受けた会社は1社だけ。なのに3社の内定をとったという伝説の持ち主。

1社しか受けずに、3社の内定

というのも、1社はもともと受けたいと考えていた会社。

それとは別に、ぼくが「この会社も面白いかもよ?」と紹介した会社の説明会に参加して、その説明会で社長に質問をしたら、なぜか別室に通される。他の学生たちは、社員の話を聞いているのに、なぜか社長と別室でいろいろ話をして、その場で内定。
とはいえ、彼としてはもう1社に行きたいと考えていたからそれを伝えてみるものの、社長は諦めない。最後には「キミのために新しい部署を作るから!」とまで言われて説得されちゃうほど。そんな状態で1社内定。

そしてもうひとつが、バイトつながり。
バイトつながりと言っても、飲食店で「じゃあ、ウチに……」みたいな、よく聞く話じゃありません。
スポーツジムでバイトをしていた彼は、「もっとお客さんと話したい」と考えて、とにかくお客さんと会話をしていたみたい。上司からは、「もっと回してこなしていけ」と何度も言われながらも、「それじゃ、このバイトの意味がない」と、ちゃんと仕事もしつつも会話を大事にしていたわけです。
そんな彼がいざ就活となったときに、彼がよく話していたおじさんが「ぜひウチに」と。しかもその会社、従業員数が6000人近くいる、日本を代表する世界的な計測機器メーカー。そんな会社から、ただの口約束じゃなくてわざわざ書類まで送付されてきて、内定

そうやって、実際に受けたのは1社だけ。
なのに、説明会で1社、バイトで1社、いつのまにか3社の内定が出ているという……。
いやはや、すごい就職活動(笑)


そんなY下くん、別に大きな実績があるわけでもなければ、サークルにも入ってない
ぼくの知っている彼は、後輩を引き連れて酒を飲み歩きながら、いろんなお店でおっさんたちと気さくに喋ってる学生でした。ゼミはちょっとマジメにやってたけれど、それでもたぶん論文とかを書いたりはしてなかった(気がします)。リーダー経験どころか、所属サークルもなく、実績らしい実績もない。英語ができるわけでもない(あんまり知らないけど、たぶん)。それでもエントリーすらしていない2社から内定が出ちゃう。
もちろんちゃんと入社後も抜群の成績を残しています。バリバリの営業会社で、ダントツの成績を続けてる。きのうも「もう5月までの数字は立ってる」とかこともなさげに言ってました。すごい……。


つまりですね。
就活って「信用されれば、それでおっけー」ということを、彼は教えてくれる。
信用されれば、バイトのお客さんからも、説明会を受けるだけでも、内定が出る。

ただ、さすがに普通はそんなことは起きにくいわけです。
だから普通にやるなら、それを「ちゃんと言葉を使って」、「自分のことをわかった上で」やるのが一番効果的だよ、と。すべては「信用」なんですやっぱり。

だからこそ、とりあえず「言葉を磨くこと」、そして「自分を知ること」。
それをすることで、人の信用を獲得していく。

きのうY下くんと話していて、仕事も就活も同じだなぁ、と改めて感じました。
って、このブログを書いている間にも、彼から連絡がきました。「きのう話していたあの件、こうでした!」って。むむむ……さすがっす。