さてさてクイーンズクライマックスは、まさかの1号艇の三浦さんがフライングで、最終的に地元の川野芽唯ちゃんが優勝。フライングの返還額は10億円を超えるそうです…。

大晦日ですね。

2015年ももう終わり。
年内最後のブログ更新ということで、何を書こうかと「今年のまとめを…」とか「就活ゲームのおすすめ記事まとめを…」とか「来年の抱負かな…」とか考えたのですが、普段どおりに書くことにします。

あしたからの三が日。
「なにしようかな~」とおヒマな人もいるかと思います。
そんなあなたへ、おすすめマンガ。
まだ知らない人もまわりにけっこういそうなので、紹介しておきます。

とはいえ、
下ネタ耐性が低い人は、ちょっとストップ
むちゃくちゃおすすめなのですが、そもそもの主人公(の外見)がヒドイ……。
タイトルも、まんま下ネタ寄りなので、苦手な人はこの時点でそっと離れておいてください。








というわけで、年末最後を締めくくる記事で、ぼくがおすすめするマンガは、これ。

01
ほらね。
もうヒドイ。

タイトルがこれで、1話目の1コマ目がこれ。
ダメな人には、もうダメ。


ただですね、人を見た目で判断しないほうがいいように、マンガもタイトルと絵柄だけで判断しないほうがいいんです。ぼくがおすすめするには、理由がある。

古くは『キン肉マン』や『ウイングマン』、最近でも『僕のヒーローアカデミア』や『ワンパンマン』のような、ヒーローもの。序盤はただの品のないギャグマンガにみえると思います……ってか実際にただの下品で下ネタばかりのギャグマンガです。

ただ、とりあえず!
とりあえず9話までは読んでほしいんです!
判断するのは、それから!

9話といっても、1話7ページくらいなので、普通のマンガの3話分くらい。

これですね、どんどん展開していきます。
最初は下品で雑な絵だけれど、後半に進むにしたがって繊細で技巧派の絵になっていく。そりゃそうです。この『THE PENISMAN』、シロウトがWebマンガを始めました~的なマンガじゃなくて、プロのマンガ。

作者はなんと、人気マンガ『東京喰種トーキョーグール』の作者 石田スイ。
なので、後半に入ると絵柄も随所に本格派になってきます。
02

ストーリーそのものもヒーローものに共通する、成長あり、友情あり、師弟関係もあれば、敵が味方になることもあるし、ギャグもある。
それでいて、人間関係や社会問題的な視点も盛り込まれていて、「むむむ……」と唸らされる部分もある。それに加えて、さらにネタバレ禁止な驚きの展開もあるわけです。

しかも、アングルや構図もプロならでは。
Webマンガだからこそ効果的な構図や演出がバンバン開発されています。
03

紙マンガのようにページをめくるんじゃなくて、スクロールをしていくからこそ効く演出が施されてる。これは、今後のWebマンガの可能性を広げるためのヒントがありそう。


これ、タイトルとキャラだけで、読まずギライはもったいない。
マンガ好きなら、ぜひとも読んでおいてほしい一作。


正月休みで「なんかマンガか映画でも」と思ってる人は、ぜひぜひ読んでみて!
ではでは、良いお年をお迎えくださ~い。