きのうの記事で「幸福実現党の政策はアリ」とか書いちゃったので、「もしやみつしろ、幸福の科学信者なのか」とか思われちゃったら具合が悪いのと、「じゃあ、お前はどんな国になったらいいと思てんねん」という点について考え方を書いてみようかと思います。

とりあえず今回の衆院選の大きな論点のひとつ、とか言われている憲法(9条)改正ですが、これについてはぼくはど~~~~~でもいいです。
まあ、改正したほうがベターだし、70年間も変わってないのはそりゃ不具合もでるわけなので、変えるべきだと思ってますが、優先順位としてはぜんぜん高くない。
野党やらよくわからない人やらは、「二度と戦争を起こさないように」とか言ってますが、日本がこれから戦争なんてするわけがない。なにもメリットがない上に、それこそ国民が興味がない。だから、みんなが納得するように好きにしたらいいよね、というスタンスです。

まあ、細かい話をしても意味がないので、先にぼくが考える理想の社会を言うと、

若い人ほど尊重される社会の実現

これ一択。
日本という国が活力を取り戻す、最も理想的な方針は「これしかない」くらいに考えています。
逆に言えば、この方向に推進していくことで、現状の問題・課題とされている財政問題、高齢化問題、雇用政策、少子化に関連した子育て・女性の活躍、貧困問題、教育改革といったさまざまな問題の解決の方向性がつくれると思うんです。

幼稚園がうるさいとかいってクレームやら反対行為をするような人がいたら、即「お前が引っ越せ」で済むようにする。
公共の乗物で「泣く子を乗せるな」とか言う人には、「それなら勝手に自家用飛行機でもチャーターするか、指定席買い占めて乗れ」でいい。
ベビーカーに迷惑な顔をする人には、国も交通機関もまわりの客も「じゃあ、あんたが1本ズラせばいいじゃないか」と言う。

法律だって、同じ方針。
子どもを虐待する人への罰則、妊婦や育児にかかわる人への迷惑行為への罰則、職場での育児にかかわる保護。すべてを強化してほしい。
財政問題だってそうです。この基本方針さえあれば、国家予算の組み方だって変わる。
経済政策だって、同じこと。人口減少、若年層比率の低下、生産人口の低下、どれもが根本は同じところ。
さらには教育そのものにしたって、そもそもの枠組みを作る人たちが「自分たちよりも若い人の意見を尊重する」方向になりさえすれば、もっと自由で活気のある教育改革が実現できます。パソコンやスマホもまともに使えないおっさんやおじいちゃんばかりが考えたって意味がない。

「若い人ほど尊重される社会」というのは、必ずしも「子育て支援」というレベルだけの話じゃありません。
「若い人ほど」なので、大人よりも子どもを尊重する、大学生よりも高校生を、高校生よりも中学生を、中学生よりも小学生だし、小学生よりも園児や幼児、んで最も尊重されるべきは乳児や新生児だということです。
そして、そうした子どもの成長に大きく影響している、世のお母さんたち(もちろんお父さんを含めた家族も)。

そうした基本方針を日本中に広める。
そうやって日本人としての認識、何を価値とするのかという点において、すべてを「若い人ほど尊重する」ということに集約さえすれば、多くの問題が解決しやすくなる。


そういう意味で、憲法で改正すべきは9条なんかじゃありません。
ぼくが求める憲法改正は、むしろ14条と15条
第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
この2つです。
まず、14条については、こう。
第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されないが、若ければ若いほどその権利や立場、利益が尊重される。

これは、ここまで書いた通りです。
ただ、これだけだとただの「こうありたいね、こうあろうね」という理想で終わる可能性もあります。これによって、社会がいきなり変わるわけじゃない。


だから、続いての15条。これを改正しましょう。
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、65歳以上を除く成年者による普通選挙を保障する。

それこそ18歳未満に選挙権がないのは、身体的、精神的に成熟していないと判断されているからです。社会のことも知らないし、そもそも税金だって払ってない。

って、それなら65歳以上だって似たようなもんです。
身体的には成熟どころかヤマをすぎて老化してる。社会のことなんてわからない。スマホもパソコンも使えなければ、情報収集はNHKのみ。TPPもTHAADもICBMもわからない。

そして何より、税金による恩恵をいちばん享受しているのが高齢者。
なんだかもう、兄弟のケーキのとりあいで、お兄ちゃんが切って先に選ぶのもお兄ちゃん、ってくらいのズルいルール感……。

なので、もう高齢者の選挙権はなくていいんじゃないのん? と。
もう若い人に任せようよ、と。
「任せられない」とか言うなら、それはあなたたちが「自分よりも若い人」に対してやってきたことの結果でしょう? と。

そうやって、どんどん「より若い人」を尊重する社会になったらいいなぁ、とぼくは考えています。んで、だからもちろん今週末の選挙では、それを一番実現してくれそうな人・政党に投票するつもりです。

さてさて、子どもや若い人が尊重される日本はできるのか。
今週末に向けて、みなさんも「どんな日本になったらいい?」を考えてみてください。

暗い話ばっかりじゃなく、高齢者ばかりが得することなく、若い人たちが元気に楽しく希望をもって生きられる日本になりますよ~に!!