このところブログを更新できておらず、ごめんなさい。
月末に控えた焼酎イベントの準備でせっせと制作物をつくっていたり、会議や会場視察やらちょこちょこ作業が立て込んでおりまして、近いうちにまたしっかり再開していくつもりです。


さてさて、表題。
時の流れは早いもので、猿基地あさって13日には9周年を迎えます。

これもひとえに、これまで猿基地に来てくれた一人ひとりのお客さんたちのおかげです。こんな気まぐれで変なお店にわざわざ足を運んでくださり、楽しんでもらったり、わちゃわちゃ議論をしてみたり、ぼくの勝手な話を聞いてくれたり頼ってくれたり、一緒に遊んでくれたりして、本当にありがたく思っています。

たとえば誕生日なんかもそうなんだけれど、若いうちは「わ~い! 誕生日!」みたいな感じで、その日は自分が主役になった気持ちになったりして、その日だけはなんだか祝ってもらえる日、なんて捉えているものですが、歳をとるにつれて「ああ、ここまで生きてきたのは両親をはじめ、いろんな人の世話になってきたんだよなぁ……」という気持ちのほうが強くなる。

店の周年も、やっぱりそうで。
1周年やら5周年というのは、個人的にもちょっとした目標にしていた部分もあって、「わ~い! ありがと~!!」なんて感じなのですが、それを超えると6年7年8年なんて特に「祝う」ようなものでもなく、それこそ「いやはや、ありがたい……」としか思えないのです。別に感傷的な話ではなくて、ただただ感謝。

1周年は、「ふ~! とりあえず1年はもった……!」で、
3周年は、「おお、ここまで来れたか……」とちょっと安心。
5周年はひとつの目標でもあったので、それなりに大きなイベントをしてみたり。
7周年は店的には特にイベントもしなかったけれど、前職で働いた年数を上回るという意味で、「これからは飲食店としての経歴のほうが長くなっていくのか」という複雑な感覚。

今回の9周年はそれこそ大した区切りでもないけれど、とはいえ人生初めての、そしてひとつの目標でもあった出版をした年の周年。それも含めて、ただただ感謝でしかありません。
店を始めた頃に来てくれていた学生も、もう30歳をすぎたりもしていて、ぼくがこの店を始めた年齢だったりするわけです。なんということでしょう。


そんなこんなで、9周年だからといって特に何かしらのイベントをするつもりもありませんが、改めてこれまで猿基地にきて楽しい時間をすごしてくれた方々、猿基地で何かしらの人生のヒントやら考え方の影響を感じてくださった方々、みつしろに世話を焼いてくださった方々や協力をしてくださった方々、もしくは「猿基地なんて二度と行くもんか」と思っている人も含めて、そんないろんな人たちが来てくれたからこそ、猿基地は9年も続けてくることができました。

すべての人に直接お礼を伝えることはできませんが、本当に感謝しております。
とりあえずはまだもうちょっと続けていくつもりでいます。
世の中にもっと楽しむ人が増えるよう、自分とかかわることでちょっとだけでも人生や生活や考え方が良い方に向く人が増えたらいいなと思いつつ、「気持ちを新たに」というほどではないけれど、引き続き猿基地をやっていきます。

ここまできたら、とりあえずは10周年は迎えたいという気持ちになっております。
これからも相変わらず、「楽しく、気持ち良く、適当に!」を掲げつつ、それが誰かに面白がってもらえるよう、猿基地は進化していくつもりです。今後ともよろしくお願いしま~っす!!!


そういうタイミングなので、猿基地には「盆休み」などという概念はなく、この期間もずっと普通に営業してます。帰省や休みのタイミングで来てくれたら、みつしろむっちゃ喜びます。


繰り返しになりますが、本当に心から、
ありがとうございます。
猿基地10年目も、楽しく、気持ち良く、適当に!