昨日の記事にも書きましたが、ちょいと学生を集めて楽しいことをやろうと思います。

というのも、まずは何より今年の学生たちに「ヤリ捨て」候補がいなさそうなこと。
例年、就活を終えてテストが終わり、夏休みに入ると、その年の就活生の半分くらいがパタリといなくなっちゃう。だけど、今年はまだまだ普通に来てくれてて、「わたしの就活アドバイス目当てだけじゃなかったんだ……!」と安堵しておるわけです。

んで、もうひとつが学生たち本人がそういう活動をやりたがってくれていること。
就活を通して、自分のことを考えたり、これからのことを考えたりして、「もっと大学生のうちにしっかり遊ぶぞ~う!」と、やる気になってくれている。

なので、そんな学生たちとおもろい活動をしていきたい。
細かいところはぜんぜん決めてないけれど、とにかく遊びの達人になってほしい。
自分たちで「おもろいこと」や「興味のあること」を発想して、考えて、一緒に動いて、楽しむ。
それを繰り返す中で、ビジネスでも通用するようなスキルや発想や動き方なんかも身につけていけるように設計する。

それこそウィークリープロジェクト的なものや、おもしろプレゼン大会みたいなもの。行ったことのないとこに行ったり、食べたことのないものを食べたり作ったりしてもいいし、ちょっとしたお金儲けを考えたり、社会人を講師に呼んで何かをしてもおもしろそう。しょ~もないことから、ビジネス系まで、なんでもやる。
そんな学生のうちだからこそできる、「遊びの達人を目指す集団」を、作ります。

4回生にかぎらず、大学生なら誰でも一緒にやりたい。
サークルやバイトや何やかやもいいけれど、もうちょっと当たり前じゃないことを楽しみながら、やっていきたいわけです。

ゆ~たら、自分たちでルールを作る、という考え方。
クリエイティブな遊びって、だいたい自分たちでルールを作ってる。
それこそ学校の行き帰りのときに道路の白い線しか踏んじゃいけないとか、一度も信号にひっかからないようにしながら帰るとか、曲がるのは右だけしかダメとか、小さい頃にやっていたのって、実はどれも自分でルールを作るところから始まってる。

それが既成のゲームに慣れちゃうと、そこにはそのゲームのルールがあって、その中でしか遊べない。
そんな遊び方をしていると、思考は固まり、発想は淀み、いつのまにか「ルールの中でしか考えられない」、「ルールは絶対守らなきゃいけない」、「自分でルールを作れない」ようになっちゃう。
んで、それが固定化されると、「就活は白ワイシャツじゃなきゃ」とか「ノックは3回」、「証明写真は超大事」なんてことになり、就活病まっただなかの学生になる。
それで会社に入って働き始めると、「先輩・上司の言う通りに……」、「ちゃんとマニュアルに沿った作業を……」、「だってそういうものだもん」という、ただただ作業をコピーするだけの代替可能なコモディティ人材になるわけですね。ああこわい。

大学生活はそんな「ルールを作れる人」になる、ほぼ最後のチャンス。
だからこそ、今のうちに「自分で遊べる」人になろう、と。
そんな場所にしていきたい。

そんな思考ができて、実際に動いていったら、それこそ就活なんて楽勝です。
「ちょっくら内定とってくるわ~♪」で、気軽に簡単に就活ができる。

ぼくにとっても、これまでは理論化と現場での実践、あとは学生へのアドバイスという形でした。そこから、就活時期にそんなことを一生懸命やらなくても大丈夫にできるかどうかの実験です。
これからは、そんな学生たちとの遊びの内容についても、ちょこちょここのブログで報告していくかもしれません。ぜひぜひお楽しみに~♪

もし興味がある人がいたら、ぜひぜひ猿基地までお越しください~。
では、今日も楽しく、気持ち良く、適当に!