いよいよ!
明日から!
住之江で!
始まります!

そう!
ボートレースの年間賞金王が決まるグランプリ!!
ちょっと就活系の話が続いたので、今日は完全に趣味の記事。


1600名を超える選手の中から、トップ18人しか参加できない年間王者決定戦。
それが、明日からの6日間、毎日激闘が繰り広げられるわけです。

ボートレースというスポーツは、本当にストーリーの多いスポーツで、選手生命が長いこともあって、それぞれの選手がレースに懸ける想いが詰まりまくっています。


今回出場する18人も、キャラもそれぞれ。
そんな18人の中から、ぼくの大好きな注目レーサー5人。


まずは、「絶対王者」松井繁
実績、風格、貫禄、競技へのスタンス、どれをとっても、まさに「絶対王者」。

・グランプリ出場回数20回 (歴代トップ)。
・決勝まで残った回数14回 (ダントツ歴代トップ)
・優勝回数3回 (歴代トップタイ)
・生涯獲得賞金34億円 (歴代トップ)

過去のすべてのボートレーサーの中でも、トップ・オブ・ザ・トップの実績。
それでいて、このルックス!
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なんだ、この「王者」感…。
年間を通して闘いながら、常々「賞金王を獲ることしか考えていない」と、グランプリに対する執念の強さ。最近は「ニュー・ジェネレーション」と呼ばれる若手選手が台頭してきている中で、ベテランの強さを見せつけられるか、注目です。


そして、昨年度覇者。
「ニュー・ジェネレーション」の名を全国に轟かせた前年度覇者、茅原悠紀
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昨年のグランプリ最終日。
内枠が強いボート競技において、1~4号艇には歴戦の猛者たちが並ぶ決勝戦。1号艇は、予選を全勝してきた選手。当日のスポーツ紙の予想は、どれも「盤石!1号艇!」なんて書いてある中で、最外枠の6号艇からまさかの異次元のターンで抜ききっちゃう。
そんな奇跡のようなグランプリを演出した茅原くん。今年はグレードレースで不運が重なったけれど、その技術は本物です。昨年だって、12位選出からの優勝です。今年も、どこまで上位に食い込んでいけるか、要注目!

そして我らがシガシブ(滋賀支部)ガリ大好きの守田俊介
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この人については先日も書いたように、本当に自然体。18人の中でたった1人のグランプリ初出場でありながら、飄々としてぜんぜん気負わない。かと思えば、選手生活22年目にして、悲願のSG初優勝をして手にした賞金3500万円を、全額東北支援に寄付しちゃう。Yahoo!ニュースで見た人もいるかもしれません。いま流れにノッてる守田俊介。初めてのグランプリでどう闘うか。要チェック!

そしてそして、現在ダントツ賞金トップの「艇界のプリンス」山崎智也
とりあえず、このルックス。
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ここまで7回のSGのうち、2度のSGを制して、賞金ランキングトップで1年間を走り続ける、その強さ。山崎智也のグランプリといえば、2012年。同じボート選手の奥さんが、グランプリ直前に引退を発表していたその数日後のグランプリで華麗に初優勝。カッコ良すぎです。
んで、今年のグランプリでは、その奥さんとの間に子どもが生まれたのが発表されました。つい先日。これは……、もう「伏線張られた」ようなもの? 注目するしかないでしょう。

そして5人目。
ぼくが今シリーズ、いちばん「優勝してほしい」選手が、「無冠の王子」峰竜太
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ここ1年、2期連続で全レーサーの勝率トップの峰竜太。
そして、前述の「ニュージェネ」軍団のメンバーでもある峰竜太。
その「ニュージェネ」メンバーが近年どんどんSGタイトルを獲っていく中で、まだ獲れていないのが、峰竜太……。これまでにSGの決勝戦には、9回も進出していながら、どうにも獲りきれていないからこそ! 今回こそ! インタビューでも超好青年なのが滲み出ている彼に、本当にSGを獲ってほしい! のです。


それ以外にも、まだまだ他のスーパースターが揃う、ボートレースグランプリ。
レースそのものに加えて、その裏にあるさまざまなストーリーを、感じる楽しさ。
いよいよ明日から、大阪は住之江で開催されます!
ぼくも観戦しに行きます。うしゃ~! 楽しみ!


んで。
そんなレースのウラ側を、毎日教えてくれるのがこのサイト。
レースだけじゃない。その現場で何が起きているのかがわかるブログです。

レースそのものも全レースがネットで見られます。
ぜひぜひ、この6日間だけでも、チェックしてみたら、ボートの面白さをより感じてもらえるんじゃないかと思います。