「ぼく、あなたみたいに〇〇になりたいんです。どうすれいいですか?」

って聞かれたとき、どう答える?
「同じ大学に入りたい」でもいいし、「同じくらいに筋肉つけたい」でもいいです。
自分がそれなりに経験してきたからこそ、その状態にあるとして、目の前の人が「あなたみたいになりたい」と聞いてきたら、どう答えてあげる?

そういう状況の場合ですぐに答えちゃうのって、あんまり良くないよなぁと思っています、ぼくは。
ってか、すぐに自分のやり方や答えを提示するのは、ぼくは不安になっちゃうんです。
や、別に「相手にいったん考えさせないと」とかそういう意味ではなくて、ただただ相手とのコミュニケーション密度が下がるというか、会話のヒット率が下がるというか、そんな感じ。

ぼくもこうやって飲み屋をやっていると、すぐに自分なりの答えを返してくれちゃう人を見ることがあります。
それは何かを聞かれた場合にはかぎらなくて、「こういうことで悩んでるんです」でも「大学ではこんな研究をしてるんです」みたいな話でも同じで、彼らはあっという間に相手の考えてることを察したのか、すぐに自分なりの答えや意見を出してくれる。

ただ、ぼくはそういうコミュニケーションだと不安になっちゃうんですよね。
「あなたみたいになりたい」でも、「これで悩んでる」でも研究内容の話でも、もうちょっと相手の考え方や悩んでいる理由とか、研究内容を選んだ理由や具体的な内容を聞いてみないと、「この答えがちゃんとヒットしてくれるかどうか」が不安になっちゃう。
逆に自分が何かしらの話をしたときに、さらっと納得してくれちゃったり、場合によっては流されちゃったりすると、「あれ……あんまり興味がないのかな?」と。

そういう「即答しちゃう系コミュニケーション」って、あんまりコミュニケーションをしてる気がしないわけです。

年輩の人は年輩の人で、それなりに人生経験や知識が多いからそうなったりするのかもしれないし、若い人は若い人で、とりあえず同意や納得をしておく空気感を大事にしているのかもしれません。

ただ、人の考え方や価値観はそれぞれに違っていて、考えたり悩んだりする理由もそれぞれに違うのは当たり前なわけです。んで、それを踏まえて、お互いに理解しあいながら会話をするからこそ、コミュニケーションは楽しいんだと思うんです。

冒頭の「あなたみたいになりたいです」の場合、ぼくは「なんでそうなりたいと思ったの?」、「なって、どうなりたいと思ってるの」、「なにかそう考えたきっかけがあったの?」の答えが知りたいし、それがわからないと、本当に相手が求めている答えを出せる気がしない。役に立つ答え方ができる気がしないんです。
逆に自分が投げかけをしたときに、相手がすぐに答えや意見を出してくれちゃう人だった場合には、「自分の話したいことを話すタイプの人なのかな」とちょっと踏み込みづらくなったり、自分の中の会話スイッチを「聞くだけモード」に切り替えたりします。

それこそ昨日の「特徴と利点」の話とも似ていて、即答しちゃう系コミュニケーションは、どちらかに「利点」が生まれる可能性があんまりなさそう。
もちろん、常にそういうスタンスでなきゃいけないという話でもないし、むしろバシッと答えを出してもらえる(あげる)ほうがいいってこともあると思います。

ただ、基本的には「即答しちゃう系コミュニケーション」をする人って、「自分語り」が好きな人が多いようにも感じていて、ぼくはあんまりそういう感じになりたくないし、そういう人とは上手にコミュニケーションをしにくいなぁ、と思うんです。だから、自分はできるだけそうならないように、相手がそうだったらコミュニケーションのスタンスを変えるように、気をつけています。

「すぐに答える」のって、必ずしも良いとはかぎらない。
もっとしっかりコミュニケーションするために、ちょっとずつ「深掘りコミュニケーション」ができるようになるといいんじゃないかな、と思いま~す。



さあ、今日からはじまるウェスタンヤング&イースタンヤング!!
若手だらけのおもしろレース、注目していきましょ~う♪

楽しく、気持ち良く、適当に~!