学生証や卒業アルバム、パスポート。
そんな写真を見て、ぼくの母親は「ゆうとは、いっつもニヤけてるよね」ってよく言っていました。たしかに、一般的には真面目な表情をしていることが多いそれらの写真でも、ぼくはだいたいちょっと笑った状態。ただ、これってぼくはある程度、意識的にやってました。
きっかけは、何かの本(宮本輝のエッセイかな?)で読んだ「人の顔には、その人が生きてきた時間が現れる」みたいな言葉で、それに加えてリンカーン大統領が「40歳をすぎたら、自分の顔に責任をもつべき」みたいな話を知ったりして、「おじいちゃんになったときに、眉間にシワが入ってるようにはなりたくないなぁ」と思っていたんです。

後に知ったんですが、心理学には「表情フィードバック仮説」というのがあります。
人は悲しければ悲しい顔をするし、うれしいときはうれしい顔になる。これは人が何かしらの感情を抱いたときには、脳から表情筋を動かす指令がでるわけです。それこそ人間にかぎらず猿や犬だって、威嚇するときには威嚇をする表情になるし、うれしいときにはうれしそうな表情をしてたりする、ってくらい感情と直結している脳のはたらき。

んで、この表情フィードバック仮説というのは、「じゃあ、特定の表情をすることで、逆に脳のその部分って刺激されたりするんじゃね?」という仮説です。
何もなくても笑顔にしてみたら、ちょっと楽しい気分になるかもしれない。悲しい顔をしてばっかりだと、なんとなく暗い気分になってくるかもしれない。

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それこそ「仮説」というだけで、理論として証明されているわけじゃないけれど、これを信用して実践する人が多ければ多いほど、もうちょっと世の中は楽しい人が増えるんじゃないかな、と。

たとえば、街を歩いていて、眩しいのかそれとも嫌なことがあったのか、眉をひそめてる人や顔をしかめてる人ってけっこう多いんですよね。
特にせっかく美人なのに、眉間にすげ~シワが寄ってる人なんかもよくいたりして、ホントもったいないなぁと思っちゃう。表情フィードバック仮説的にいえば、あの人たち世の中に悪口ばっかり言ってますよたぶん。(考えすぎ) せっかくキレイな顔してるんだから、そんなに眉をひそめたりなんてしなきゃいいのに(心から!)

あとはそれこそ、健康管理をする上で一番良くないのは、ストレスだと言われます。
だからこそ、とりあえず笑っておくだけで脳の楽しい気分を生み出す部位が刺激されるとしたら、ストレスが軽減される。健康になる。そう思い込むだけで、さらに楽しくなったらいいことだし、それがまた健康を生み出すという好調スパイラル。


そんな表情フィードバック仮説。
だからぼくはパソコンに向かってるときも、けっこう意識的に笑顔で書くようにしています。
仕事をしていたときも、いまこのブログを書いているときも、眉間にシワを寄せながらむずかしい顔をしながらやるよりも、とりあえず気持ちがどうであれ、表情を笑った顔にしておくだけで、けっこう効率が変わるような気がしてる。文章のタッチも、むずかしい顔をしているときと、笑いながら書くときではけっこう違うんです。

ちょっとね、ダマサれたと思ってやってみてください。
眉間にシワが寄った年寄りにならないよ~に。

昨日がけっこう長文だったので、今日は短めに。

ではでは、今日も楽しく、気持ち良く、適当に~♪