だから会社に勤めているなら、とにかくこれを学んでおこう、という話。
さあ、何でしょう。

最近は、大学を卒業してすぐに起業する人も増えてきて、仕事の幅広さという意味でも若者の活躍という意味でもとってもいい流れがあると思います。若い人たちが、既存の会社や組織に縛られずに新しい働き方、生き方を実現してる。
そういう環境もありながら、ぼくは会社で働くからこそ学べる唯一のスキルがあると考えています。
なんだと思います?

営業力? マナー? 専門知識? マーケット感覚? 人脈?
それとも大きな金額を動かす力? もしくはガマン強さ? 

い~え、どれも違います。
そんなのは起業をして自分で仕事をしていても、ちゃんと身につけられます。
むしろ本気でやっていれば会社になんか入るよりも、もっとスピーディに身につけ、伸ばしていくことだってできる。それらはぜんぜん「会社に入らないと身につけられないスキル」じゃありません。

じゃあ、会社で働かないと学べないスキルって何なのか。
会社で働いているからこそ、しっかり身につけておくといいスキルって何か。

というと、
マネジメントスキルです。

こればっかりは、会社員の経験がないまま起業をした場合だと、身につけるのがとっても困難。それでいて仕事をしていく上でむちゃくちゃ有用性の高いスキルなので、あるのとないのでは仕事の成否に大きな影響が出てきます。


なぜかというと、基本的にマネジメントって、「もともとの自分のやり方を伝える」のと、「自分が受けてきたやり方を伝える」ことしかできません。あとはそれをミックスしながら、新しいマネジメント手法を身につけていく。
なので、会社員経験がないままに起業をすると、「自分のやり方」しかできないわけです。自分が成功したやり方以外の選択肢がない。

そうすると、マネジメントする対象が増えれば増えるほど、「違う」のが前提になっちゃう。
本来、人はそれぞれに適したマネジメントの仕方があるはずで、自分とは違う人をやる気にさせるには自分とは違うものを理解したり、受け入れたりしなくちゃいけない。なのに、そうした自分とは違う人への「マネジメントの種類」を知らないと、最悪の場合は「なんでこんなこともできないんだ」とか「それくらい考えればわかるだろ」的な、マネジメントとも言えないただの自分のやり方の押しつけしかできなくなっちゃうわけですね。
会社員でも、プレイヤーとして超優秀な人ほど、マネジメントする側になるとその壁にぶつかったりします。だって、自分は自分のやり方で成功してきて、それをすることが「正しい」と信じてるから。

マネジメントって、まずは「自分のやり方」があって、他のやり方の実体験としての「受けてきたやり方」を踏まえて、「それ以外のやり方」が増えていくもの。なのに、最初のところだけしかないと、マネジメントの種類が増えていきようもない。
それで人の活躍を引き出せなかったり、人を動かせなかったり、ストレスを与えてしまったりして、人が離れていったりしちゃう。

社会って、それこそ人と人とのチームプレイによって付加価値を高めていくものです。そういう意味で(役職どうこうに関係なく)、マネジメントスキルってむちゃくちゃ重要なわけです。


だからこそ、会社で働いている人は、できるだけいろんな「マネジメント」を知っておくといい。
起業を考えている人ならもちろん、これからマネジメントをする側に立つ可能性のある人、それこそ子育てだってそういうものかもしれません。自分以外の人が、どうやったら気持ち良く動けるのかを考える上で、たくさんの「マネジメント」を見られる/経験できる、一番の環境が会社なんです。

せっかくそんなにたくさんの「マネジメント」に触れる機会があるからこそ、会社ではしっかりマネジメントを学んでおきましょ~う。

今週も楽しく、気持ち良く、適当に~!!