さて、猿基地周辺でも、底力が積み上がってきている学生がちょこちょこ出てきています。
そんな学生たちに、いまのところぼくが伝えているのは、これ。

「とにかくたくさん面接を受けよう」

もう、業界とか職種なんて何でもいい。志望度の高さとかなんて関係ない。
とにかくたくさん、面接を受けていきましょう、ガシガシと。

いまのタイミングで大事なのは、とにかくこれですね。
「志望企業の選考がまだ始まってないから」とか「エントリーシートを書くのが大変で……」とか、ど~でもいいです。とにかくさっさとちゃっちゃと面接を受けましょう。あばずれビッチのごとく、次から次へと手を出していきましょう。

なぜか、というと「ぼうけんの書」やエントリーシートに向き合ってこれまでやってきたことは、個人練習なんですね。
バスケットボールで言えば、「右45度からのジャンプシュート」とか、「レッグスルーからのビハインドザバックのドリブル」とかを一人や二人で練習をしてきたところ。そうした個人練習をしているときは、もちろんある程度のところまでできるようになります。

ただ、それを実際に試合で使うとなると、勝手がちがう。
「あれれ? 練習ではできたのに……!?」なんてことはいくらでも起きる。

そりゃそうです。
相手は、練習のときに思い描いたとおりには動いてくれない。スピード感もちがうし、自分のメンタルもフィジカルも状態はちがうわけです。
ただ、それを経験しておくことで、これからの個人練習のクオリティはまた一段ステップアップできる。より効果的な試合での使い方をイメージしながら個人練習に戻ることで、もっと上達できるし、足りなかったことも見えるようになります。

だから、就活でも「いったん実戦を経験してみる」。

これまでに「ぼうけんの書」に書き溜めてきた言葉を、実戦の場に立たせてあげる。
自己PRだって完璧じゃなくていい。
ある程度まで完成していたら、次は実戦の場でどんどん使ってみて、あとから修正していけばいいんです。そのためのヒントをもらえるのが、実戦の場。
それこそ、いくら恋愛マニュアルを読み込んで、たくさんのシチュエーションを想定して、鏡の前で練習を積み重ねたとしたって、実際のデートになったらほとんど思いどおりには進みません。

だからこそ、就活でも「とりあえずさっさと面接を受ける」。

就職サイトの説明会情報をぶわ~っと見てみて、「説明会終了後、希望者は面接があります」とか書いてあるやつに、とにかく行く。適当にどんどんエントリーをして、さっさと面接にこぎつける。選考プロセスを見て、できるだけ筆記テストのない会社を選んでエントリーをぶちこむ。
そうやって、まずはとにかく面接を受けられそうな会社を、しらみつぶしに当たっていきましょう。

5月中に30回くらい受けられたら、上出来。
少なくとも10~12回くらいは受けておきたいところです。

「そんなに手当たりしだいで、志望動機はどうすれば……?」って、ぜんぶコピペに決まってます。自己PRも志望動機もぜんぶコピペでいいです。大丈夫。
そうやってたくさんの面接を受けて、ちゃんと毎回復習する。そうすれば、自分の自己PRのどの部分が相手にヒットしやすいのか、どのへんが突っ込まれやすいのか、どこが足りていないのかが見えてきます。
そうやって何度もの実戦と実践を経ていけば、そりゃ面接にも慣れるし、そんじょそこらの「面接問答集」なんて覚えたりするまでもなく、自分の話を軸にしたオリジナルの最適問答集ができあがるはずです。

いまのうちにそれをやっておけば、5月の中下旬から6月アタマにかけての本当の本番が来る頃にはだいたいのことは答えられるようになる。「え? またその質問っすか♪」くらいの感覚で、何度も修羅場をくぐり抜けてきた最適な答えを返せるようになるわけです。

そのために、いまはとりあえずとにかく面接を受けてみてください。
これまでの個人練習は引き続き、そろそろ実戦も経験してみましょう。できるだけ多く。

一人でいろいろ考えるのも大事だけれど、それこそ就活は「相手からの信用」が第一
相手なくして信用は存在しません。だからこそ、「相手」がどんな人なのか、どこに興味をもってくるのかを知っておく。それで対策や準備をしておく。

「志望企業の選考はまだ先だから」と個人練習に明け暮れているだけじゃなくて、とりあえずいったん実戦を経験してみてください。新しい発見がたくさんできるはずですよ~。

楽しく、気持ち良く、適当に~♪



こちらも引き続きよろしくお願いしま~す。
内定力
光城 悠人
すばる舎
2017-04-19

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