歳をとると、傷の治りが遅くなる。
ぼく自身も、たまに膝をぶつけて青アザができたりするけれど、1週間くらい経っても「あれ? まだあるやん……」なんてことが増えて、自らの老化を自覚したりするものであります。それこそ、じーちゃんばーちゃんとかも、ちょっとした骨折が原因で寝たきりになったりする。

いや、何の話かというとですね。
歳をとるほど、「失敗の致傷率」が上がるよ、と。そういう話。
若いうちにさっさと軽い失敗をしておくの、大事だよね、と。

学生と話してると、どうにもカスリ傷くらいの「失敗」をびびって、動けてない人っているんじゃないかな、と感じることがよくあります。
「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」とか、「猿基地、気になってたけれど入れなくて」とか、「そんなこと、しちゃっていいんですか?」とか、どんだけびびってんね~ん!! って。それで生まれる「失敗」って、いったいどんなものやね~ん!! っていうものにびびってる。
女性は比較的そういう人が少ないように思うけれど、男子学生でそういうの、多すぎるんす……。

ちょっとした日常での、ちょっとした失敗を恐れててどうするの?
むしろ失敗せずにすごして、何を目指そうとしてるのん?

若いうちの失敗の致傷率って、ぜんぜん大したことありません。若いうちは、すぐ治る。
それこそこれから社会に出たら、「ちょっとした失敗」が取り返しのつかないことになることだってあります。そんなときに、失敗からのリカバリー方法をわかってなかったら、これまた大変なことになったりするんです。

だからこそ、若いうちに失敗をしておきたい。
「失敗しないと上達しない」のは、自転車だってスノボだって勉強だって同じです。小さい頃から、そういう経験をしてきて、誰もが身をもって知ってるはずです。一度もコケずに自転車に乗れたり、スノボがうまくなったり、テストで100点しかとったことのない人なら、まあ失敗を恐れてもいいかもしれません。
でも、もしそうじゃないなら、どんどんコケて、たくさん失敗しながら「こうかな? 次はこうしようかな?」って考えながら上達するしかないんです。

イチローが4000本安打を達成したときのインタビューで、こんなことを言っていました。
誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね
至言です……。

学生なんてイチローほどの実績すらないんだから、それこそイチロー以上にたくさん失敗するのは当たり前。
むしろ「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」とか、「猿基地、気になってたけれど入れなくて」とか、「そんなこと、しちゃっていいんですか?」とか、そう思うこと自体が失敗だということに早く気づいちゃったほうがいいんです。リスクにびびって「やらない」、「動かない」ことが何よりの失敗。
ちゃんと失敗をして、そこから「じゃあどうする?」でしかないわけです。

ホント、歳をとればとるほど、失敗で失うものが増えます。
家庭や地位やお金や責任があるほど、そうです。(ぼくにはどれもないや……泣)

だからこそ、今のうちにバシバシ失敗しましょう。
ちっちゃい失敗をたくさんしておかないと、あとあと寝たきりになっちゃいますよん。

18就活の情報解禁まで、あと2週間。
楽しく、気持ち良く、適当に~。