囲碁やチェスには「定石(じょうせき)」ってのがあります。
簡単にいえば、対局の序盤や特定の局面において、「こう打つのがベストだと決まっている手」のこと。わざわざ考えたり、検証するまでもなく、打てばいい。囲碁やチェスに限った話じゃなくて、野球などのスポーツにも定石はあるし、ビジネスにだって定石っぽいものはあったりします。
就活もそんな「定石」があります。
そうは言っても、ここで言う「就活の定石」は、一般的に言われているような「こんな質問が来たら、こう答えるのがベスト!」なんて話じゃありません。むしろそんなのは、定石なんかじゃなくて、ただの就活ロボット。そもそも自分で考えてない答えだったら、企業の人たちには響きません。
大事なのは、あくまでも自分のためだけの「定石」を作ること。それを持っておくことで、面接はもっと効果的に進められるようになります。そんな「定石」の作り方。
やり方はカンタン。
◆面接の序盤に聞かれることの多い質問をピックアップすること。
◆その質問に対して、自分の納得のいく答えを考えておくこと。
面接って、ありとあらゆる方向から質問を投げかけられるものだと思っていませんか? ネットで出てくるような「ムチャぶり」とも言えるような質問に、どうやって答えたらいいんだろう、なんて考えてませんか?
でも、そういう質問って、いつもいつも投げかけられるわけじゃありません。そんなのは、地面スレスレまで落ちるフォークボールみたいなもの。イチローくらいの技術があって初めて打てるくらいだし、毎回毎回そんな球が来るようなもんでもありません。
そんなレア質問にビビってる暇があったら、普通のストレートやカーブをちゃんと打てるようにしておいたほうが、よっぽどヒットが打ちやすい。
何より、一般的な「自己PRからの質疑応答」というパターンの面接の場合、質問の内容はほぼ100%、自己PRに関する質問です。しかも、その自己PRは、事前に自分で用意しているものなんです。
そりゃもちろん面接官だって、いろんな人がいます。どんどん深堀りをしていったら、想定していなかった質問も出てくるでしょう。
でも、面接序盤であれば、たぶん質問の種類はそんなに多くない。
それなら、その辺の質問くらいは、自分で用意しておけばいい。
面接の「予習と復習」をちゃんとしておけば、大丈夫。
そうやって序盤の入りでリズムを作っておいたほうが、落ち着いて面接に臨みやすくなるはずです。
さらに言えば、そうした面接の序盤で投げかけられる質問って、「ぼうけんの書」の4つの矢印で言うところの「なんで?」と「たとえば?(具体的には?)」のことが多いように思います。
だって、さすがにいきなり「ホントに?」なんて、最初っから疑ってるみたいでしょ。自己PRを伝えた直後に「だから?」なんて結論を求めたら、面接が進みにくくなっちゃう。
面接の序盤の質問に対する「定石」を作るには、まずは自分の自己PRで「聞かれやすい質問」を集めてみる。そして、その質問に対して「自分のベストな答え方」を考えてみる。
考えるときのポイントは、とりあえず「なんで?」と「たとえば?」の方向で。さらに言うなら、そこで考えた答えが「キャラ(欲求・動機)」を知るためのヒントになるようなものだったら完ペキです。
そして想定どおりの質問が来たら、心の中で「うしゃ~!」と叫びつつ、まるでいま考えながら話しているかのように答えちゃいましょう。定石は、いくつあっても構いません。棋士でもスポーツ選手でも、たくさんの定石を身に付けてる人は強い。そして、その定石から新しい手が生まれることがあります。
まずは自分のできるところから、まずは一番確率が高いところから。
ぜひぜひ自分の定石を作ってみましょう。
簡単にいえば、対局の序盤や特定の局面において、「こう打つのがベストだと決まっている手」のこと。わざわざ考えたり、検証するまでもなく、打てばいい。囲碁やチェスに限った話じゃなくて、野球などのスポーツにも定石はあるし、ビジネスにだって定石っぽいものはあったりします。
就活もそんな「定石」があります。
そうは言っても、ここで言う「就活の定石」は、一般的に言われているような「こんな質問が来たら、こう答えるのがベスト!」なんて話じゃありません。むしろそんなのは、定石なんかじゃなくて、ただの就活ロボット。そもそも自分で考えてない答えだったら、企業の人たちには響きません。
大事なのは、あくまでも自分のためだけの「定石」を作ること。それを持っておくことで、面接はもっと効果的に進められるようになります。そんな「定石」の作り方。
やり方はカンタン。
◆面接の序盤に聞かれることの多い質問をピックアップすること。
◆その質問に対して、自分の納得のいく答えを考えておくこと。
面接って、ありとあらゆる方向から質問を投げかけられるものだと思っていませんか? ネットで出てくるような「ムチャぶり」とも言えるような質問に、どうやって答えたらいいんだろう、なんて考えてませんか?
でも、そういう質問って、いつもいつも投げかけられるわけじゃありません。そんなのは、地面スレスレまで落ちるフォークボールみたいなもの。イチローくらいの技術があって初めて打てるくらいだし、毎回毎回そんな球が来るようなもんでもありません。
そんなレア質問にビビってる暇があったら、普通のストレートやカーブをちゃんと打てるようにしておいたほうが、よっぽどヒットが打ちやすい。
何より、一般的な「自己PRからの質疑応答」というパターンの面接の場合、質問の内容はほぼ100%、自己PRに関する質問です。しかも、その自己PRは、事前に自分で用意しているものなんです。
そりゃもちろん面接官だって、いろんな人がいます。どんどん深堀りをしていったら、想定していなかった質問も出てくるでしょう。
でも、面接序盤であれば、たぶん質問の種類はそんなに多くない。
それなら、その辺の質問くらいは、自分で用意しておけばいい。
面接の「予習と復習」をちゃんとしておけば、大丈夫。
そうやって序盤の入りでリズムを作っておいたほうが、落ち着いて面接に臨みやすくなるはずです。
さらに言えば、そうした面接の序盤で投げかけられる質問って、「ぼうけんの書」の4つの矢印で言うところの「なんで?」と「たとえば?(具体的には?)」のことが多いように思います。
だって、さすがにいきなり「ホントに?」なんて、最初っから疑ってるみたいでしょ。自己PRを伝えた直後に「だから?」なんて結論を求めたら、面接が進みにくくなっちゃう。
面接の序盤の質問に対する「定石」を作るには、まずは自分の自己PRで「聞かれやすい質問」を集めてみる。そして、その質問に対して「自分のベストな答え方」を考えてみる。
考えるときのポイントは、とりあえず「なんで?」と「たとえば?」の方向で。さらに言うなら、そこで考えた答えが「キャラ(欲求・動機)」を知るためのヒントになるようなものだったら完ペキです。
そして想定どおりの質問が来たら、心の中で「うしゃ~!」と叫びつつ、まるでいま考えながら話しているかのように答えちゃいましょう。定石は、いくつあっても構いません。棋士でもスポーツ選手でも、たくさんの定石を身に付けてる人は強い。そして、その定石から新しい手が生まれることがあります。
まずは自分のできるところから、まずは一番確率が高いところから。
ぜひぜひ自分の定石を作ってみましょう。
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