面接でもエントリーシートでも、
ぼくが「これって大事だよな~」と考えていること。
そして、多くの学生ができていないこと。
それが、コミュニケーションスピードです。
端的に言えば、
デキる社会人の会話って、コミュニケーションスピードが早い。
面接で落ちまくる学生は、普段からコミュニケーションスピードが遅い。
コミュニケーションスピードって何かといえば、それこそ単純にコミュニケーションの速度です。お互いの理解・納得が成立するまでの時間的な短さのこと。
それが短ければ短いほど、コミュニケーション上の快適さが変わるし、密度も上がる。逆に、それが長ければ長いほど、相手のストレスは増えやすくなるし、当然のように密度は下がっちゃうんです。
時間がたっぷりあって、タスクや目標を背負っているわけじゃない学生だったら、そりゃ普段からそんなことは考えなくたっていいかもしれません。
社会人のすべてが、そうしたコミュニケーションスピードを重視して、そのためのスキルを持っているわけでもないかもしれません。中には「ま、ま、お茶でも飲みながら、ゆっくり商談しましょうや」なんて人だって、いることはいます。
ただ、少なくとも、面接には時間の制限があって、そんなに長いわけじゃない。エントリーシートだって、いくらでも長文を書いていいわけでもないし、そもそも企業の人たちは時間が限られている中で、何百何千人の文章を読まなきゃいけない。
そんな状況の中で、コミュニケーションスピードに対する意識が低い人だと、本来伝えられることの半分どころか、2割も伝えられていないという可能性さえある、ということは知っておいて損はありません。
だって、これって単なる内容の量の話だけじゃないんです。
もしかしたら、あなたは、会話は「1」を積み上げていくものだと思っているかもしれません。その「1」をできるだけたくさん伝えていくことが、お互いの理解を深めていくものだと思っているかもしれません。
ぼくの考えは、ちょっと違います。
コミュニケーションって、深まれば深まるほど、その「1」が「3」になったり、「5」になったり、ときには「50」くらいにまでなることがある。
同じ認識の土台ができることで、たったひと言ふた言のやりとりで、むちゃくちゃ深いコミュニケーションが成り立つことがある。お互いの理解が深まるほど、理解の密度は上がっていく、と思っているんです。
同じ5分間の会話であっても、コミュニケーションスピードが高い人とは、「800」くらいの共通理解ができたりもするけれど、コミュニケーションスピードが低いと、なんとかがんばって「13」までは行けたかな、という場合だってある。
そういう意味で、コミュニケーションスピードの高低によって、徒手空拳の歩兵戦と、最新鋭の戦闘機での空中戦くらいの差だって生まれることがある。
だって、ほら。
いわゆる「名キャッチコピー」と言われるものって、言葉の短さの割に、むちゃくちゃ多くの情報が入ってくる。あれって、つまり「コミュニケーションスピードが早い」ということなんです。
もちろん、多くの学生にとって、いきなり「名キャッチコピー」と同じような情報密度で表現しようなんてことは、そりゃムリな話です。いきなりそんなのを目指したって意味がないどころか、そんなの優秀な社会人だって誰でもできるわけじゃありません。
ただ、コミュニケーションスピードを「意識すること」は、誰にだってできます。
面接官やエントリーシートの設問に対して…
・状況から説明しようとする。
・起きたことを時系列で話そうとする。
・返答のひと言目で「でも」とか言い出す。
・思いついた言葉から出そうとする。
・返答してるつもりなのに、結論に至らない。
・逆に質問を返して、しかも聞きたいことが的を射ない。
これらのことを、しなければいいだけ。
そして、一番伝えたいことを最初に言う。
すご~く、単純。
コミュンケーションスピードは、会話の密度を変えてくれます。
それを意識するだけで、お互いのストレスも減ります。
ぜひぜひ、みなさんもコミュンケーションスピードを意識して、まわりの就活病学生としっかり差をつけていきましょ~う♪
ま、ぼくだって、それができているかと言われれば、ぜんぜんまだまだなんですけど、ね…。
【関連過去記事】
「相手に届く自己PR」を書くための1+3つのポイント。
まだまだ毎日のように売れてるKindle版『就活ゲーム』
ありがとうございます~♪


『就活ゲーム(完全版)』
ぼくが「これって大事だよな~」と考えていること。
そして、多くの学生ができていないこと。
それが、コミュニケーションスピードです。
端的に言えば、
デキる社会人の会話って、コミュニケーションスピードが早い。
面接で落ちまくる学生は、普段からコミュニケーションスピードが遅い。
コミュニケーションスピードって何かといえば、それこそ単純にコミュニケーションの速度です。お互いの理解・納得が成立するまでの時間的な短さのこと。
それが短ければ短いほど、コミュニケーション上の快適さが変わるし、密度も上がる。逆に、それが長ければ長いほど、相手のストレスは増えやすくなるし、当然のように密度は下がっちゃうんです。
時間がたっぷりあって、タスクや目標を背負っているわけじゃない学生だったら、そりゃ普段からそんなことは考えなくたっていいかもしれません。
社会人のすべてが、そうしたコミュニケーションスピードを重視して、そのためのスキルを持っているわけでもないかもしれません。中には「ま、ま、お茶でも飲みながら、ゆっくり商談しましょうや」なんて人だって、いることはいます。
ただ、少なくとも、面接には時間の制限があって、そんなに長いわけじゃない。エントリーシートだって、いくらでも長文を書いていいわけでもないし、そもそも企業の人たちは時間が限られている中で、何百何千人の文章を読まなきゃいけない。
そんな状況の中で、コミュニケーションスピードに対する意識が低い人だと、本来伝えられることの半分どころか、2割も伝えられていないという可能性さえある、ということは知っておいて損はありません。
だって、これって単なる内容の量の話だけじゃないんです。
もしかしたら、あなたは、会話は「1」を積み上げていくものだと思っているかもしれません。その「1」をできるだけたくさん伝えていくことが、お互いの理解を深めていくものだと思っているかもしれません。
ぼくの考えは、ちょっと違います。
コミュニケーションって、深まれば深まるほど、その「1」が「3」になったり、「5」になったり、ときには「50」くらいにまでなることがある。
同じ認識の土台ができることで、たったひと言ふた言のやりとりで、むちゃくちゃ深いコミュニケーションが成り立つことがある。お互いの理解が深まるほど、理解の密度は上がっていく、と思っているんです。
同じ5分間の会話であっても、コミュニケーションスピードが高い人とは、「800」くらいの共通理解ができたりもするけれど、コミュニケーションスピードが低いと、なんとかがんばって「13」までは行けたかな、という場合だってある。
そういう意味で、コミュニケーションスピードの高低によって、徒手空拳の歩兵戦と、最新鋭の戦闘機での空中戦くらいの差だって生まれることがある。
だって、ほら。
いわゆる「名キャッチコピー」と言われるものって、言葉の短さの割に、むちゃくちゃ多くの情報が入ってくる。あれって、つまり「コミュニケーションスピードが早い」ということなんです。
もちろん、多くの学生にとって、いきなり「名キャッチコピー」と同じような情報密度で表現しようなんてことは、そりゃムリな話です。いきなりそんなのを目指したって意味がないどころか、そんなの優秀な社会人だって誰でもできるわけじゃありません。
ただ、コミュニケーションスピードを「意識すること」は、誰にだってできます。
面接官やエントリーシートの設問に対して…
・状況から説明しようとする。
・起きたことを時系列で話そうとする。
・返答のひと言目で「でも」とか言い出す。
・思いついた言葉から出そうとする。
・返答してるつもりなのに、結論に至らない。
・逆に質問を返して、しかも聞きたいことが的を射ない。
これらのことを、しなければいいだけ。
そして、一番伝えたいことを最初に言う。
すご~く、単純。
コミュンケーションスピードは、会話の密度を変えてくれます。
それを意識するだけで、お互いのストレスも減ります。
ぜひぜひ、みなさんもコミュンケーションスピードを意識して、まわりの就活病学生としっかり差をつけていきましょ~う♪
ま、ぼくだって、それができているかと言われれば、ぜんぜんまだまだなんですけど、ね…。
【関連過去記事】
「相手に届く自己PR」を書くための1+3つのポイント。
まだまだ毎日のように売れてるKindle版『就活ゲーム』
ありがとうございます~♪
『就活ゲーム(完全版)』
コメント