このブログでも、Kindle書籍でも、
 ぼくは、「CCPが大事だよ」って言っています。

 CCPっていうのは、
 C=コンセプト
 C=コンテンツ
 P=プロモーション

 んで、就活って、コンセプトが決まれば8割終わったようなもん。
 まずはコンセプトを決める。そして、決まったコンセプトを説明・証明するために「ぼうけんの書」でコンテンツを揃える。それを、自己PRという形で凝縮する。

 たった、それだけ。

 これだけで、就活は8割完了。
 残りの2割は、面接でのちょっとした「慣れ」と、想定外の部分の「復習」。
 業界研究や会社研究、面接対策やOB訪問、いろんなことをして、いろんな質問に答えられるように準備をしておかなくちゃいけない、って焦ったり不安になったりする学生が多いけれど、就活なんてゆ~たら、たったこれだけの話です。

 面接で、「これを聞かれたら、こう答える」なんて、問答集なんていらない。考える必要がない。
 だって、そんな準備をしても、結局はそんな「想定された質問」が来るとは限らないから。何より、そんなふうに「あからさまに準備した答え」なんて、企業の人たちは求めてないし、評価してないから。

 コンセプトが決まれば、どんな質問にだって答えられる。
 答え方が「正解」かどうかは、コンセプトに沿っているかどうか、です。

 「あなたを動物に喩えると?」

 ベタすぎるけれど、たとえばこんな質問があったとします。
 ここで就活病の学生は、「何が求められているのかな…?」とか、「どう答えるのが正解なのかな?」なんて考えちゃう。

 でもね、コンセプトが決まっていたら、むずかしく考える必要がないわけです。

 コンセプトが「負けず嫌い」だったら、
 「ゴリラです。常に組織の中でもトップに立ちたいし、必要とあらばドラミングをしたりして、周囲に強さを見せつけていたいから」とかでいい。
 ほかにも「ハブです。常にマングースのようなライバルを見つけて、その相手に勝ち続けられるように、自分の力を磨いていきたいから」とかだっていいわけです。

 コンセプトが「新しい発想で周囲に影響を与えたい」だったら、
 「パンダです。黒のクマや白のクマはいるけれど、その両者をあわせ持って、それによって多くの人たちを喜ばせられる人でありたいから」とか言えばいい。
 もしくは「キリンです。常に高いところから俯瞰して、いつも状況に意識を配っています。さらには、そうした習慣によって自らを進化させていくところも、キリンのようでありたいと思っています」とか言えばいいんです。

 別に「動物に喩えると?」という話だけじゃありません。
 就職活動で投げかけられる質問はすべて、「キミはどんな人?」という質問が、形を変えて、アプローチを変えて投げかけられているだけです。
 自己PRだって、志望動機だって、ESの質問も面接後の感想も、どれもコンセプトを説明・証明するために、ぼくらは答えればいいだけです。

 たったひとつの正解があるんじゃないんです。
 自分のコンセプトが伝わる言葉なら、どれだって正解なんです。

 昨日も学生から質問を受けました。
 「挫折経験って、何を書けばいいんですか?」

 多くの学生は、ここで「自分の挫折経験の中で、どれを選べばいいんだろう…?」とか「一番大きな挫折経験はどれだっけ…?」って考えちゃう。
 これだって、「コンセプト」をベースに考えれば簡単です。

 「負けず嫌い」な人なら、「どうしても勝てなかったとき」のことを言えばいいだけ。「発想で影響を与えたい」人だったら、「新しい発想ができなかった」ことか「自分では良い発想だと思ったのに、人に影響を与えられなかった」ときのことを考えればいいだけです。

 もちろん、企業の人たちの質問の意図を考えることは大事です。
 でも、意図を汲むのと、最大公約数的な正解を求めるのは別の話。
 意図を汲みつつ、自分のコンセプトを伝えるための言葉を発すること。
 それが、就活では大事なことなんです。

 コンセプトが決まれば、あとはそれに沿って言葉を考えればいいだけです。
 もちろん、最初はそう簡単には言葉が出てこないかもしれません。
 だから、そのための「ぼうけんの書」です。

 普段からコンテンツを増やしておく、増やし方の思考回路を作っておく。そうしてできたコンテンツの最適なプロモーション(伝え方)を、日頃から工夫してみる。そうやって、言葉の基礎体力を磨いておくための「ぼうけんの書」。

 ぜ~んぶCCPで考えれば大丈夫。
 コンセプトは、キャラを決めること。
 コンテンツは、「ぼうけんの書」を書くこと。
 プロモーションは、「ぼうけんの書」でもできるし、普段の会話で練習したってかまいません。

 コンセプトが決まれば、就活の8割は終わります。
 すべてを自己PRに詰め込んで、そこを起点にして始まるいろんな質問に答えられるだけの「言葉の生み出し方」さえ準備できていれば、就活は「あっ!」という間に終わります。

 あんまりむずかしく考えず、とにかくコンセプトを決めましょう。
 そして、「ぼうけんの書」でコンテンツとプロモーションの練習をしておきましょう。


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