よく学生と話すのだけれど、「モテる」って何だろう?
 というか、何をもって「モテる」と言えて、「モテたい」人はどんな状態になったら満足なんだろう、なんてことを考えたりするわけです。

 だってね、「モテてる状態」って、別にそんなに幸せなわけじゃない。
 たとえばバレンタインでいろいろ貰ったり、まわりにキャーキャー言われたりしたとしても、それそのものって、ただの自己満足でしかないわけです。むしろ、本当に好きな子に告白なんかしてみても、「私の親友を差し置いて、付き合えない」なんて言われたりするわけです。

 いろんな異性が言い寄ってくる状態が「モテる」ということ?
 たぶん、そうじゃないと思うんです、ぼくは。
 それこそ就活でも、「何社の内定を獲った」とか言うけれど、そんな状態になることには大して意味はないわけです。

 どんなに異性からモテようとも、
 どんなにたくさんの内定を獲ろうとも、
 一番大事なのは、自分が好かれたい相手から好かれること。

 ど~でもいい人が、どんなにたくさん言い寄ってきても、どーってことない。
 むしろ、そういう曖昧な「モテ」を目指そうとするから、他の大勢多数の人たちとの競争になるし、とりあえず評判の良い子を狙おうとしちゃうし、自分の「幸せ」みたいなものすらわからなくなっちゃう。

 どんな人から好かれたいのか。
 どう付き合うのが楽しいのか。
 自分にとっての「良い相手」はどんな人なのか。

 そういう部分がわからないまま、とりあえず「モテる」ことを目指しても、もともとモテる人と勝負して負けることのほうが多い。何より、相手が自分を好いてくれる根拠がない。

 恋愛も就活も、ターゲットを散らせば散らすほど、ヒットしない。
 ウサギや鳥の集団に「とりあえず」で石を投げても、まず当たりません。

 狙いを定めること。
 単に業界だとか知名度だとか、小さい頃からの夢みたいなものですら外して考えてみましょう。

 自分にとっての「良い仕事」って何なのか。
 「楽しく働ける職場」って、どんな環境なのか。

 最近、乙武さんもTwitterで言ってました。
 
「幸せになるには、「自分がどういう状態を幸せだと感じるのか」を理解することが大事なのだと思う。」

 って。

 秋元康も言ってたそうです。
 
「自分の幸せが定義付けできない人は、何も手に入らない。」

 って。

 自己分析やら業界研究、インターンもしたけりゃすればいいけれど、まわりの「こういう状態が幸せらしいよ」という言葉に惑わされずに、自分にとっての気持ちよさを知っておきましょう。

 どうやって?
 そりゃもちろん、キャラと「ぼうけんの書」で♪