このブログのどこを探しても、就活の正解はありません。

「これから就活を始めなきゃ~」って思っている学生のみなさんは、先輩の話を聞いたり、ネットを辿ったりしながら、たぶん心のどこかで「就活の正解」を探してると思うんです。

でもね、このブログどころか、
ネット上のどこを探しても、
就活の正解は見つかりません。

見つからないどころか、そうやって情報を得ようとして動けば動くほど、知れば知るほど、就活の成功から遠ざかっていっちゃう。就活病が重症化していっちゃう。

だって、企業が欲しい人って、
「自分で考えて動ける人」です。

正解が提示されないと動けないようじゃ、ぼくらは企業から求められない。

ネットで調べて、何を見つけようとしてるんだろう…?
先輩から、どんな情報を得たいと思っているんだろう…?
そもそも自分は、どうやって就活をしていくんだろう…?

自分で問題を設定して、自分で答えを出してみる。

そういうことを自然にできる人が、たぶん企業から求められる人材です。

正解を求めていろいろ動いても、絶対に答えは見つかりません。

だって、「答え合わせ」って、
一回、自分で答えを出してみるから、
答え合わせができるんです。

自分で一度も答えを出していない人に、「答え合わせ」はできません。
どこが間違っていたのか。
どこを直せばより良くなるのか。
そもそもそれは自分が求めていた答えなのか。

そういうことって、
いったん自分で答えを出してみないと、判断できない。

あの人が言う「正解」、この人が言う「正解」、
新聞で語られている「正解」、親が言う「正解」、
どれも、当事者の言葉じゃない。

「答え合わせ」をするためには、
とりあえず、自分なりに答えを出してみる。

「とりあえず」でいいんです。
さしあたっての答え、仮の答え、試しに出してみた答え。
そんな程度でいいから、いったん「答え」を先に出してみる。


いまの就活環境の中で、自分はとりあえず何するの?


それを考えて初めて、就活は始まります。

それを考えずに始めるから、
「みんなと同じ」の就活をして、
「みんなと同じ」ように出遅れて、
「みんなと同じ」ように悩み苦しんで、
「みんなと同じ」ように内定がでない。
なんてことになっちゃう。


いまの就活環境の中で、自分はとりあえず何するの?


【参考過去記事】
「やりたいことがない」のは「やってない」からです。
「本気になる練習」をする
「自己PRのネタ」を作る方法を教えちゃおう