旅芸人って、自己PRが苦手。
僕のまわりの学生だけかもしれないけれど、旅芸人の多くが「いざ自己PRを」と考え始めると、思考が止まっちゃうような気がするんです。たぶん自己PRがヘタというよりも文章にするのが苦手な人が多いような気がします。
だから基本的に旅芸人は、とにかく面接を受けた方がいい。あんまりエントリーシートを書きまくるよりも、さっさと面接をたくさん受けていく方がうまくいく可能性が高まるようにも思うんです。
とは言っても、どっちにしろ自己PRは固めておきたい。
なので、今回は旅芸人のための自己PR作成講座。
旅芸人の自己PR作成のポイントは、大きく3つ。
１）接触欲求
２）他キャラ要素
３）組織視点
まず、「接触欲求」。こう書くと、聞く人が聞いたらヤラしく捉えちゃうかもしれないけど、誤解しないでくださいね。あくまでも、端的にひと言にまとめたらこうなっちゃった。
というのも旅芸人の特徴は、他者との関わりの中で活きるわけです。
そんな「他者ありき」のキャラなので、自己PRでも周囲との接触の仕方がキモになってきます。とはいっても、そんなに難しく考えなくても大丈夫。
旧式の就活法で自己PRを作ろうとすると、「協調性を大切に」だとか「人の視点に立って」なんて、いきなりウサン臭くなるけれど、そうじゃありません。
あくまでも「どんなことをしたことがある」という事実を書くだけで、だいたい旅芸人のエピソードになります。余裕があれば、そこに「なんでそれをしたのか」という欲求が加えると、さらに旅芸人っぷりは出てくるはずです。
とりあえずは、これ。「接触欲求」の事実と欲求を書くこと。
そして「他キャラ要素」。
旅芸人って、ともすれば「ただの元気な子」になっちゃう可能性があります。何より就活では、他の学生たちもみんな同じようにいい子ぶるので、「ただの元気な子」だと企業側からすると見分けがつきにくくなっちゃう。面接ならまだしも、エントリーシートや履歴書だけだと区別がつきにくい。
なので、「他キャラ要素」を入れていくわけです。
キャラはどれでも構いません。旅芸人は感情が敏感な人が多いので、別キャラの要素で何かをやった経験があると思うんです。もしくは、何かがんばっていたときのことを、他キャラの視点で解釈してみる。
いわば「ギャップを作る」ということ。
あくまでもベースは旅芸人。そこに別キャラの要素を入れることでギャップを作って、印象に残りやすくしたい。大事なのはちゃんと旅芸人をベースにすることです。ベースがあるからこそ、ギャップを作れる。ベースのないまま他のキャラでアピールしようとしちゃうと、ただのブレた人になっちゃう。
ということで、2つ目が「旅芸人＋他キャラ」にすること。
そして3つ目の「組織視点」。
他のキャラで「組織視点」といった場合だったら、組織にどんな貢献をしたかとか、組織の成果にどんな影響を与えたかがポイントとして見えやすいけれど、旅芸人の場合はちょっと違うと思っています。
旅芸人って個人単体の能力やスキルよりも、それこそ前回の記事でも書いたように、組織や他者のエネルギー最大値や発揮量を上げることができるという部分が凄い強み。ただ、それに気づいていなかったり、具体的な影響力が見えにくかったりする。だから、うまく書けない。書きにくい。
そういう場合、ちょっと視点を変えてみましょう。
自分のことにフォーカスするんじゃないんです。まわりに視点を移してみる。
つまり、自分がいなかったら、その場はどうなっていたか？
この視点で考えてみることで、案外自分がまわりに与えていた影響が見えてくるんじゃないかと思うんです。就活になると、「自分をアピールしないといけない」と思っちゃうから、「ムードメーカーです！」なんて言って自分に視点が寄っちゃったりする。
でも、旅芸人として、他者のエネルギー発揮、組織が円滑になるポイントについて、「自分がいなかったら」という仮定で考えてみると、意外に「もしかしたら、うまくいってなかったかも…」という部分もあるように思うんです。
少なくとも僕はまわりに旅芸人がいたことで、助かったことが何度もありました。そんな組織視点で考えてみること。
以上の3つのポイントは、全部を盛りこまなきゃいけない、というものじゃありません。
自分のいままでのことを考えてみて、該当しそうなところを使ってみてくれたらと思います。
そして、「そうは言っても、どうやって自己PRとして文章にしていいかわからない」という人のために、今回は僕のまわりの学生たちが過去に作ってきた就活ゲーム式の自己PRを初めて公開しちゃうことにしました。
ホントはあんまり公開しない方がいいんじゃないかなとも思ったんです。
いままでの旧式就活法とは全然違う書き方だから。
変に表面だけマネをしちゃうと、むしろ良くないかもしれないから。
でも、たぶん世の中の旅芸人の人たちはいろいろ迷ってるんじゃないかな、と考えて、公開してみることにしました。僕のまわりの学生は、みんな（旅芸人以外も）こんな書き方で自己PRを書いています。
もし、悩める旅芸人の学生たちの役に立てれば、僕もものすごくうれしいです。もちろん他のキャラの人たちにも、何かしらの衝撃を与えられるんじゃないかと勝手に思っているのですが…。ぜひぜひ、参考にしてみてください。
それでは、こちらをどうぞ♪
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＜就活ゲーム式 自己PR＞
（旅芸人編）
僕のまわりの学生だけかもしれないけれど、旅芸人の多くが「いざ自己PRを」と考え始めると、思考が止まっちゃうような気がするんです。たぶん自己PRがヘタというよりも文章にするのが苦手な人が多いような気がします。
だから基本的に旅芸人は、とにかく面接を受けた方がいい。あんまりエントリーシートを書きまくるよりも、さっさと面接をたくさん受けていく方がうまくいく可能性が高まるようにも思うんです。
とは言っても、どっちにしろ自己PRは固めておきたい。
なので、今回は旅芸人のための自己PR作成講座。
旅芸人の自己PR作成のポイントは、大きく3つ。
１）接触欲求
２）他キャラ要素
３）組織視点
まず、「接触欲求」。こう書くと、聞く人が聞いたらヤラしく捉えちゃうかもしれないけど、誤解しないでくださいね。あくまでも、端的にひと言にまとめたらこうなっちゃった。
というのも旅芸人の特徴は、他者との関わりの中で活きるわけです。
そんな「他者ありき」のキャラなので、自己PRでも周囲との接触の仕方がキモになってきます。とはいっても、そんなに難しく考えなくても大丈夫。
旧式の就活法で自己PRを作ろうとすると、「協調性を大切に」だとか「人の視点に立って」なんて、いきなりウサン臭くなるけれど、そうじゃありません。
あくまでも「どんなことをしたことがある」という事実を書くだけで、だいたい旅芸人のエピソードになります。余裕があれば、そこに「なんでそれをしたのか」という欲求が加えると、さらに旅芸人っぷりは出てくるはずです。
とりあえずは、これ。「接触欲求」の事実と欲求を書くこと。
そして「他キャラ要素」。
旅芸人って、ともすれば「ただの元気な子」になっちゃう可能性があります。何より就活では、他の学生たちもみんな同じようにいい子ぶるので、「ただの元気な子」だと企業側からすると見分けがつきにくくなっちゃう。面接ならまだしも、エントリーシートや履歴書だけだと区別がつきにくい。
なので、「他キャラ要素」を入れていくわけです。
キャラはどれでも構いません。旅芸人は感情が敏感な人が多いので、別キャラの要素で何かをやった経験があると思うんです。もしくは、何かがんばっていたときのことを、他キャラの視点で解釈してみる。
いわば「ギャップを作る」ということ。
あくまでもベースは旅芸人。そこに別キャラの要素を入れることでギャップを作って、印象に残りやすくしたい。大事なのはちゃんと旅芸人をベースにすることです。ベースがあるからこそ、ギャップを作れる。ベースのないまま他のキャラでアピールしようとしちゃうと、ただのブレた人になっちゃう。
ということで、2つ目が「旅芸人＋他キャラ」にすること。
そして3つ目の「組織視点」。
他のキャラで「組織視点」といった場合だったら、組織にどんな貢献をしたかとか、組織の成果にどんな影響を与えたかがポイントとして見えやすいけれど、旅芸人の場合はちょっと違うと思っています。
旅芸人って個人単体の能力やスキルよりも、それこそ前回の記事でも書いたように、組織や他者のエネルギー最大値や発揮量を上げることができるという部分が凄い強み。ただ、それに気づいていなかったり、具体的な影響力が見えにくかったりする。だから、うまく書けない。書きにくい。
そういう場合、ちょっと視点を変えてみましょう。
自分のことにフォーカスするんじゃないんです。まわりに視点を移してみる。
つまり、自分がいなかったら、その場はどうなっていたか？
この視点で考えてみることで、案外自分がまわりに与えていた影響が見えてくるんじゃないかと思うんです。就活になると、「自分をアピールしないといけない」と思っちゃうから、「ムードメーカーです！」なんて言って自分に視点が寄っちゃったりする。
でも、旅芸人として、他者のエネルギー発揮、組織が円滑になるポイントについて、「自分がいなかったら」という仮定で考えてみると、意外に「もしかしたら、うまくいってなかったかも…」という部分もあるように思うんです。
少なくとも僕はまわりに旅芸人がいたことで、助かったことが何度もありました。そんな組織視点で考えてみること。
以上の3つのポイントは、全部を盛りこまなきゃいけない、というものじゃありません。
自分のいままでのことを考えてみて、該当しそうなところを使ってみてくれたらと思います。
そして、「そうは言っても、どうやって自己PRとして文章にしていいかわからない」という人のために、今回は僕のまわりの学生たちが過去に作ってきた就活ゲーム式の自己PRを初めて公開しちゃうことにしました。
ホントはあんまり公開しない方がいいんじゃないかなとも思ったんです。
いままでの旧式就活法とは全然違う書き方だから。
変に表面だけマネをしちゃうと、むしろ良くないかもしれないから。
でも、たぶん世の中の旅芸人の人たちはいろいろ迷ってるんじゃないかな、と考えて、公開してみることにしました。僕のまわりの学生は、みんな（旅芸人以外も）こんな書き方で自己PRを書いています。
もし、悩める旅芸人の学生たちの役に立てれば、僕もものすごくうれしいです。もちろん他のキャラの人たちにも、何かしらの衝撃を与えられるんじゃないかと勝手に思っているのですが…。ぜひぜひ、参考にしてみてください。
それでは、こちらをどうぞ♪
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＜就活ゲーム式 自己PR＞
（旅芸人編）
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