一生懸命書いた自己PR、考えれば考えるほど「これでいいのかなぁ…」って分からなくなっちゃう。いろんな人に聞けば聞くほど、不安になっちゃう。いろいろ複雑に考えすぎて混乱しちゃってるみなさんに、一番基本的なチェックの仕方について書いてみますね。
 自己PRを、ちゃんと「企業に届ける」ために必要なこと。

 チェックの仕方はすごく簡単。
 むしろ、やらずに「想像するだけ」でも大丈夫。

 その方法というのは、仲が良すぎない程度の友だちに、自己PRを話す

 一緒に就活をしている友だちじゃダメですよ。
 就活の相談に乗ってくれている先輩や親でもダメです。
 あくまでも「そこそこの知り合い」程度の人、そしてできれば就活のことなんて知らない人の方がいいです。
 その人に自分が作ってみた自己PRを話したときに、自分が恥ずかしく感じたら、たぶんその自己PRは企業に届きにくい。いわば旧式就活法に縛られた就活病の自己PRになっちゃってるということです。

 理由はすごく単純です。
 話してて恥ずかしい、聞いてて恥ずかしくなるような自己PRは、人事だって聞いてて恥ずかしいんです。そんな恥ずかしい話を仕事でもするとしたら…って想像するだけで、ちょっと敬遠しちゃう。
 多くの学生は今の就活の雰囲気に流されているから、人事だって同じ感覚で話を聞いてくれていると思っているかもしれません。けれど、実際は全然そんなことない。むしろ企業の人たちの多くは、学生たちの「マニュアルっぽい自己PR」を聞きながら、違和感ばっかり感じてる。

 内容だけじゃありません。話し方だって、そう。
 「はい!ワタクシは!」とか言い出した時点で、「お?またか!?」と思って、「協調性とリーダーシップが」とか「ワタクシの強みは3つ!ありまして」と続いたら、「あ~、やっぱり…」って思っちゃう。

 内容でも話し方でも恥ずかしがらせて、相手が良い印象をもってくれるはずがありません。なのに、みんな「就活ってこういうものだから」と思いながら、恥ずかしい話をしちゃう。

 じゃあ、どうするか。
 僕が「その話し方、恥ずかしいよ」と言っているだけだったら、その辺の「就活生ってイタいよなww」とか言ってる人たちと変わらなくなっちゃうので、簡単な対策を書いておきますね。

 恥ずかしい自己PRになる理由は、大きく2つ。
 ひとつは、難しい言葉、使いすぎ。

 もうね、難しい言葉を使いすぎです、みんな。
 まるで、難しい言葉を使うことが「おれ、賢いでしょ?」というアピールに見えるから、恥ずかしくなっちゃうんです。
 例えるなら、オタクと呼ばれる方々の会話。なんだか知識自慢をしているようで、相手に伝わるかどうかよりも、自分がどれだけ知ってるかを競い合っているような、ああいう感じ。ちょっと恥ずかしくなっちゃう。

 そりゃ別に、お互いがそういう会話を求めているならいいんです。オタクと呼ばれる人たち同士で、それをお互いに楽しんでいるなら全然問題ないし、良い悪いなんて、他者が評価する必要はありません。

 でも、就活は違います。
 知識自慢をする場所じゃないし、相手が聞きたいのはそんなことじゃない。

 「難しい」って、どういうことかというと、「日常生活で使わない言葉」です。
 もっと言うと、「中学生が」日常生活で使わない言葉
 そういう言葉は、とりあえず「難しい言葉」であると同時に、「解釈の幅がひろい言葉」である可能性も高いことが多いです。

 試行錯誤、差別化を図る、真摯に向き合う、問題提起、状況把握、分析と改善、幅広いフィールド、和気あいあい、信頼関係の構築、率先して行動……。
 ほら、こういう言葉を日常生活で使ってる人がいたら、ちょっと気恥ずかしくなっちゃいませんか? しかも初対面で、元気に真面目にこんなこと言ってくるんですよ。いきなりそんな話をされたら、僕ならちょっと気恥ずかしいし、「そのうち壺でも売りつけてくるんじゃないの?」と思っちゃう。

 賢い人ほど使っちゃうんですよね。
 それでどんどん相手を恥ずかしくさせて、煙に巻いちゃう。
 まずは、そういう「難しい言葉」を普通の言葉に換えてあげましょう。
 そうするだけで、伝わりやすさが変わります。

 もう一つの「恥ずかしくなる理由」については、また次回に書きますね~。