これから始まる就活冒険の旅。どのキャラでスタートを切るかは決まりましたか? 決まりましたね? 決めちゃってくださいね。

 キャラさえ決まればこれからの就活の旅は随分と楽になるはずです。どんな武器を装備してどんな闘い方でどんな成長を目指していくのか。キャラが決まることで迷ったときも判断がしやすくなるし、レベルアップの方向性だって見えやすくなります。
 いままでのように地図もなければ目的地もわからない、自分に合った武器や闘い方もわからなければ、レベルアップの方向性すら決まっていない状態とは段違い。キャラというプロデュースコンセプトを持ったことで、あなたは多くの人から求められる「楽しく働く社会人」になる最初の準備が完了しました。

 キャラが決まれば、次は「レベルアップ」です。
 そう、ここまでに僕は何度も「レベルアップ」という言葉を使ってきました。でも「レベルアップ」っていったい何のことでしょう。何をもって「自分はレベルアップした!」と言えるのか。

 「なんか強くなった気がする!」なんて、単なる気持ちの話ではありません。一般的に言われる「スキルが上がった」とか「資格が取れた」、「昇格できた」という属性の変化のことでもありません。
 気持ちの問題じゃないのはもちろんのこと、スキルがあるように見せるテクニックを身に付けたり、企業から評価されそうな資格取得に走っちゃっているとしたら、あなたにとって就活が単なる内定獲得ゲームになっている状態。
 テクニックや資格を手に入れることが「レベルアップ」だと思っちゃう人も多いけれど、それらは社会に出てからはほとんど役に立ちません。企業だってそれはわかっているから、そんなところは見てません(いや、あるはあるけれどそういう会社は長くはもちません、たぶん)。

 就活ゲームのレベルアップはそんな話じゃないんです。

 通常のRPGなら、主人公はモンスターとの闘いを繰り返しながら経験値を手に入れ、レベルアップしていきます。レベルが上がったときには楽しげなメロディが鳴り響き、どの能力がいくつ上がったのかもわかるし、新しく覚えた呪文や特殊能力だって天の声が教えてくれる。
 ただ実際の僕らの生活では能力も数値化されていなければ、天の声だって聞こえない。それがわかれば就活だって苦労しないのに。
 たしかに自分が持っている能力や人とは違う特殊能力がリスト化されていたら、それは楽なことかもしれません。数値を人と比べて確認できるし、自分の強みだって弱点だってわかりやすい。

 ただ、仮にそうなったとしたら就活はいまよりもっとシビアになりますよ。学生時代を精力的にすごした人との差はもちろんのこと、自分よりもちょっとだけ優秀な人との「区別」すら明確にできちゃうようになる。能力が数値化されてリスト化されている以上、どんな手を使ってもその「差」を逆転することなんてできなくなっちゃう

 できることなら、そんなシビアな就活じゃない方がいい。
 その上、自分よりも優秀な人たちとの差をできるだけ埋められて、自分と同じくらいの人たちよりも頭ひとつ抜けられて、いまから数ヶ月でどうにかなれるとうれしい。そう思いませんか。

 そんなムシのいい話なんてあるわけない。あったとしたら後でツボとか印鑑買わされるやつでしょ、なんて怪しまないでくださいね。

 就活ゲームは学生のみなさんの願望をすべてカバーしているつもりです。すべてとは言えないかもしれないけれど、少なくとも従来の就活よりはよっぽど苦しくないはず。
 就活ゲームのやり方でレベルアップをしていけば、一見自分には敵わないような優秀な人とだって同じ程度の評価を獲得できるし、「まぁそんなに差はないと思うんだけど」くらいの人だったら確実に頭ひとつ抜け出せる。もちろん期間だって、ちゃんとやったら2ヶ月ちょっとあれば十分に間に合います。

 そう言い切れる理由のひとつが「新卒採用はあくまでもポテンシャル採用である」という事実。あくまでも企業は学生のみなさんの今後の可能性に期待して採用をするわけだから、「現時点での差」なんてそんなに関係ないんです、実は。

 「そんなことないでしょ!?」って、いやいや僕は全然そんなことあると思ってます。僕は企業が言ってる「即戦力!」なんて都市伝説だと思うんです。
 明日はその辺について書いていきますね~♪


(つづく)

追:
 いよいよ僕の就活イベントまで1週間を切りました!そろそろ僕もコンテンツの詰め作業に入っています。
 念のためお伝えしておきますが、今回のイベントは参加だけなら予約は必要ありませんよ~。予約してくれた方には、ブログ特製のプレゼントがあるというだけで、「わざわざ予約はせ~へんわ~」という人でも来ていただいてけっこうです♪お待ちしてます~!!