戦闘力?魔法?そんなことより実験&研究! 勝とうが負けようがそんなに気にしない。原理を明かしてモンスターの弱点や戦術の研究でチームに貢献。新たな発明が得意技。

 「知りたい!」気持ちを原動力にして成長する発明家キャラ

 8キャラの中でも一番知的刺激に敏感な発明家にとっては、戦闘でも冒険でもあらゆることが実験フィールド。戦闘の勝敗よりも敵をしっかり観察して、新しい闘い方のパターンを分析・発明することに楽しさを感じてる。いわばチームの戦略担当
 みんなが力を合わせて一斉に同じ方向を向かっているとき、発明家は一人違う視点で状況を見極めています。直接的に戦闘にかかわるわけじゃないけれど、その分析力と独創的な視点でチームを一段階レベルアップに導く。それが発明家の強みです。

 レベルが低いうちは知識ばかりの理屈屋さん。研究熱心だから何にでも理由を求めて情報を吸収しようとするのだけれど、知識や情報ばかりを重視しちゃうから新人発明家と話しているとなんだか説教されてる気分。
 逆に相手から「え?知らないの?」なんて言われても、そう簡単に知らないなんて言えない。何かしら理屈をつけてゴマかそうとしちゃうんです。
 論理的な納得感や損得を重視するから、表面上の会話もあんまり得意じゃない。かといってデータや事実を重視するわりには魔法使いのようにコツコツと長期で努力するのも得意じゃない。せっかくの「実験」が常に実を結ぶとはかぎらないのもルーキー発明家の特徴です。

 レベルが上がっていくと単なる「知識」だけでは意味がないことに気づきます。単に知識や事実をインプットするだけではなく、自ら「発明」をすることの楽しさに気づいた発明家は、過去のインプットを有効に活用して独創的なアイデアでみんなを感心させることができるようになる。
 無駄な努力や効率の悪い修行が好きじゃない発明家だけれど、レベル10くらいにもなると、鋭い観察眼と理論に基づいた分析で、複雑に絡まった状況を打開する工夫やアイデアを生み出します。
 解明・発明を繰り返したベテラン発明家は力や勢いだけではなく、論理とアイデアのブレンドで状況を打開する組織の名参謀。最小効率で最大の成果を生み出すための戦略策定こそが発明家のお家芸なんです。

 勝ち負けにもそんなに興味がないし、無理してまで人と仲良くする必要もないと考えている。そりゃ「勝てたら嬉しい」し、「仲がいいに越したことはない」とは思ってるけれど、そんなに重視してるわけじゃない。
 そんな発明家は、別に無理して勝とうとしたり好かれようとしたりする必要はありません。その辺は頭の片スミに置いておきながら、自分がそのシチュエーションで「最適」だと考えていることに突き進んでいけば、結果的に勝てたり、好かれたりしちゃうんですから。

 だからレベルアップのポイントは、「右目を魚眼レンズに、左目を顕微鏡に」くらいのスタンスで研究に没頭していくこと。
 放っておいたら自分の目の前の研究に没頭しすぎちゃう。かといって広く興味の範囲を広げすぎたらせっかくの強みが発揮できない。そのバランスを意識して、世の中に目を向けつつ研究に没頭していきましょう
 表面的には見えにくいけれど、自分の疑問の解決のために動いたり、何かにハマったりしていたときに発明家のエネルギーは最大化されているんです。

 「もっと効率のいい方法を探したい」
 「そりゃ正論だけどさ…と言われることが多い」
 「嫌われるより勝てないより、そうなった理由が気になる」
 「がんばってやったことが無駄になるのがキライ」
 「世間話や他愛もない話に興味がもてない」

 そうやって自分の知的刺激に敏感でフットワークは軽いけどあまり長続きしにくくて、人から独創的な考え方を評価されたりすることが多かったとしたら、発明家キャラで冒険をスタートしていくといいかもしれません。


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