「予習・復習をしましょう♪」って、小学校や中学校の頃には先生や親から言われて嫌々ながらもやっていたのに、大学生になると年に2回しかテストがないからいつの間にかやらなくなっちゃう。
 でもこれって実は、義務教育で教わることの中でも数少ない「役に立つ」教えだと僕は思うんです。それをもう一度、思い出して習慣化しなおす機会が就活。勉強と同じで、「デキる人は必ずやってる」予習・復習の話です。

 去年、僕のところに相談しにきてくれていた学生で、某広告会社D社を1社だけ受けて内定した人がいます。もともと彼はエネルギーの塊のような学生だったから、僕は「まぁ受かるだろう」と思ってたんです。なので、僕が考えていたのは「彼が落ちる可能性がある要素を取り除くこと」だけ。
 というのも、超優秀な彼でさえ実際に自己PRをつくったり面接の練習をしたりすると就活病にかかっていたんです。少し意外ではあったけど、「それ、就活病だよ」とちょっと説明するだけですぐに完治させたのはさすが。

 で、僕はその時点で「自分の役割は果たした」と思っていたんです。「もう大丈夫やろう」って。でも、彼としては違った。

 ESのチェックはもちろんのこと、面接の前には「こんな感じのことを聞かれるかもしれないから、こう答えようかと考えてる」ということを教えてくれて、それについてのアドバイスを求めてくる。
 面接の直前にも「いまから行ってきますわ~」と電話をかけてきて気合いを入れて面接に臨む。
 面接を終えて東京から帰ってきたら、すぐに僕のところにきて、「こんな感じの面接だった」とか「あの返答は会心の出来だった」とか「こんな質問されたから、こう答えたんだけど、どうスか?」って聞いてくる。もう一次選考から最終選考まで毎回ずっとそんな感じ。

 それで結果的には当然のごとくD社に内定。もともと超優秀な上にここまでちゃんとやってたら落ちるはずなんてないんですよね。

 ここで大事なのは、この一連の行為は、彼が「もともと超優秀」だからできること、ではないんです。普段からこういうことが普通にできるように習慣化しているから結果的に「超優秀」になってるということ。
 しかも彼は、僕がいまみたいに「ぼうけんの書」なんて言う前からず~っと「書く」ことも続けていたみたい。そりゃあ落ちるはずがないですよね。

 小学生や中学生の頃にはまわりの大人たちがみんな「予習・復習をしましょうね~」って言ってくれていた。でも大学生になってからは、少なくとも「勉強」に関してはそんな必要に迫られることってほとんどないんです。で、勉強でさえ復習しないんだから、普段の生活で復習なんてするはずなくなっちゃう。復習の習慣がなくなる。これは本当に、もったいない。

 予習・復習をしているのは社会人だって同じです。デキる営業マンは、お客さんと商談をする前には必ず準備しているし、商談をした後には必ず商談内容を整理している。
 営業マンに限らず経営者だって「事業の成功の可能性」について予習するし、「成功/失敗の要因分析」という復習をする。企画担当者だって経理や事務の人だって、デキる社会人は必ず予習・復習をしています

 これから「デキる社会人」になろうとしている就活生が予習・復習をしないでうまくいくような理由なんてないですよね。

 たぶん多くの学生は、「予習」はしていると思うんです。自己PRや志望動機の練習をしたり、業界研究や企業研究をしたり…。でも、復習をしている人は絶対的に少ない。だって「何をポイントに復習すればいいかわからない」から。

 「企業が自分の何を評価してくれたか」はわかりにくいし、「笑いがとれたからおっけー」というわけでもない。予習で自己PRや志望動機の暗記をしたからといって、復習には繋がりにくい。
 そんなことをしてもあんまり役に立たない。役に立たないどころか、就活病の観点からすれば逆に失敗確率を高めることの方が多いです。他にも一般的に言われている業界研究や企業研究はたしかに大事だけれど、これもあんまり復習に繋がらなさそう…。

 結局、「復習の仕方がわからない」から復習できないんですよね。
 なので明日は「面接の復習の仕方」について書きますね。お楽しみに~♪


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