そろそろ就活の進度にも学生ごとに違いが出てきている今日この頃。たまに「いまからでも間に合いますか?」っていう学生がいたりするのだけれど、間に合うか間に合わないかじゃないんですよ、「間に合わせる!」 そのために「本気でやる!」 それだけです。人生いっつもそんなもん。

 それでですね、最近学生の「ぼうけんの書」を見せてもらうと、書き方に人それぞれ特徴があるな、と思ったのです。僕としては「これじゃなきゃだめ!」という書き方のわけでもないので、やりやすい方法でやってもらえればいいのですが、できるだけ無駄の少ない努力の仕方をしてほしい。努力の費用対効果を上げたい。
 ということで、今日は「ぼうけんの書」の書き方についての補足説明。これまでと重複するところもあるけれど、「ちゃんとやってるわい」という方も方向性の確認のためにみてみてください。

 まず、一番多いのが「1本の矢印で繋がっていく」ケース。
 たくさんの情報が出てきているのに、それらの情報が1本の筋でしか繋がっていないから、文章で説明するのと変わらなくなっちゃう。「ぼうけんの書」はもっと自由でいい。道路で言うならば「目的地までの1本道」を作るんじゃなくて、途中でたくさん交差点を作ること。T字路、三叉路は当たり前。5叉路、6叉路もどんどん作る。

 「コア」から矢印を伸ばして、「なんで?」「具体的には?」「で?」「だから?」「ということは?」「どう思ってた?」「そういえば!」と広げていく。その作業をしていく中で出てくる情報の中から、「ここかな!?」と思う要素を交差点の建設ポイントにしちゃうんです。
 「ここかな!?」というのは、何かしらの「感情」が動いた瞬間であったり、他の人とは違う行動・考え方をしたときだったり、「キャラ」っぽさが出ているときのことが多い。そこからできるだけ多くの矢印を多くだしていきましょう。

 ⇒★「ぼうけんの書」のコツ。「交差点をたくさん作るべし!」

 で、次に多いのは「事実」だけで展開しちゃうケース。
 ここで言う「事実」って何かというと、「考えなくても出てくる情報」です。それはそれで大事な情報なんですよ。それこそ、これまでの人生・大学生活でやってきたことって、思いのほか忘れていることって多いもの。それを「思い出して言葉に落とす」のは大事なこと。ぜんぜん間違ってない。
 ただし、それだけだとただの「過去日記」になっちゃう。重要なのはそこからの展開です。つまり、それらの事実・感情をさらに「掘り下げて言語化」する。

 いままで自然にやっていたこと、なんとなくやったこと、それらはまだ言語として意識されていないことが多いんです。サークルに入ったときに「なんとなく」入っていることもある、感銘を受けた本は「なんとなく」手にとったものだったりする。いまの友だちも、好きな場所も、最初から意識的に「選択」していることは少ない。
 でも、かなりの確率でそれらは「言語化できる何か」がベースにあることが多いんです。「ぼうけんの書」は、そういうぼんやりしていたキャラの輪郭を言葉で切り取るためのものです。

 そのために、事実を並べた後に理由や感情を5段階くらい掘り下げる。それが「無意識を言語化する」ということ。そうして初めて気づくこともあるし、そうして初めて「人に伝えられる自分=キャラ」が育っていくんです。

 つまりは交差点から伸びた矢印の先に連続して交差点を作る。その交差点が5回連続つづくのがベストです。「これだ!」と思った建設ポイントからはできるだけ連続して交差点を作ってみましょう。

 ⇒★「ぼうけんの書」のコツ。「事実の裏にある理由を言語化すべし!」

 もしかしたら人によっては「ぼうけんの書」を書くのはしんどい部分もあるかもしれません。でも、それは新しいスキルを身につけるためのプロセスです。そして、そのプロセスでやっている作業が「思考する」という、いまの世の中で誰にとっても「武器」となりうる重要な力。
 『HUNTER×HUNTER』でいう“念”のように、『ONE PIECE』でいう“覇気”のように新しいフィールドに挑戦するときに必ず役に立つもの。それが「ぼうけんの書」を通して身につけられる『思考力』なんです。


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