さて、前回に引き続きまして、今日は「発明家」キャラの説明。このペースでいったら2週間ちかくもかかっちゃうじゃないか! まだまだ伝えたいことがたくさんあるのにいかんいかん。ちょっとペースを上げてみます(できる限り)。

◆いつも理詰めで問題を解決したい、分析大好きの戦略家
 【 発明家 】=(じぶん×りくつ×ふりー)

 まわりから見るとあんまり感情的にならない、気分の浮き沈みの少ない人ですが、実は頭の中では知的刺激を求めている分析好きの戦略家。世の中や身の回りで起きていることの原因や理由を、「知りたい」「理解したい」という思いがエネルギーの源です。グループ内に「発明家」が一人いるだけで、いままで混乱していた問題点や進め方が整理されて、進行が一気にスムーズになります。

 世の中の構造を明らかにしたり、新しい仕組みを構築していくことにやりがいを感じる「発明家」のエネルギー源は「わかった!」ときの気持よさ。逆に言葉にしきれないものに対しては、居心地の悪さを感じます
 たとえば、一般に「ガールズトーク」と言われるような他愛のない話ではちょっと盛り上がれない。話をするときは目的があってほしい。恋愛相談のときなんかも「勇者」や「旅芸人」のように「うんうん、わかるよ、そうだよねぇ」なんて言えなくて、現在の状況と本人の意見から考えられる「最善のアドバイス」をしようとしちゃう。確かに正論なんですけどね。

 レベルが低いうちは知識をひけらかす理屈屋っぽく見られちゃう「発明家」キャラ。知識のない人や論理的に考えられない人を見下すようなところがあって、なんだか偉そう…。
 ただ、レベルが上がっていくにしたがって、広範な知識をベースに状況を分析して適切なアドバイスができるように成長していきます。こういうキャラって、成長中のイケイケの組織にも必要だし、危機的な組織でも活躍できる、実は組織を適切な状態にしていく上では必要不可欠なキャラなんです。

 いつも意識しているのは最小効率で最大のパフォーマンス! いろんな情報を踏まえて考えたことが効率的に進んでいくことに気持よさを感じる戦略家。子どもの頃は、ちょっとうまくいかないことがあると「リセットしたい!」「もう一回最初から!」って気になっちゃっていたけれど、レベルが上がるにしたがって、そんなトラブルだって楽しめる柔軟性も身についてきているはず。頭を切り替えれば、トラブルを解決しながら楽しむ方法だってすぐに考えつくんですよね。

 一番イヤなのは、やったことが無駄になること。自分の責任のないところで指示されたことや発生したトラブルで、時間や手間がムダになると大きなストレスを感じちゃう。
 「発明家」キャラとしてのレベルにもよりますが、レベルが低い場合や環境が整っていない場合は、どちらかというとピンポイントで重要な発言・行動をすることの方が多い。ただし、レベルが上がっていけば大きなプロジェクトや複雑な問題解決、今までにない仕組みなんかを自ら上に立って計画・実行するのが得意なのも「発明家」です。

 「発明家」キャラは、就活に限らず、あまり人に相談しようとしない傾向もあります。自分が持っている情報や考え方は、必ずしも「唯一の正解」とは限りません。どんなに四季報を見ても、どんなに企業HPを熟読しても、社会のことって案外わからないものです。
 あとは、悪いところばかりみていても「いい会社」は見つからない。興味のない会社でも、「その仕事に取り組んでいる社員は何にやりがいを感じているのか?」「自分だったら、どうすれば更にこの会社を成長させられるか?」を解明してみるのも面白いですよ。

 「ぼうけんの書」に書いていく内容は、自分が「完璧!」と思えたときのことを「そのときの感情」も思い出しながら書いてみましょう。改善したり、問題解決したことでみんなが喜んでいたときのことも大きなヒントになりそうです。
 ひとつだけ忘れちゃいけないのは「知識は、それだけでは武器にならない」ということ。すでに分かってるとは思いますが…。


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